【感想】── 14日、スタジオジブリ・宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が公開。
今作は、宮﨑駿監督としては「風立ちぬ」以来10年ぶりとなる長編映画。
鳥のようなものが描かれたポスタービジュアル、冒険活劇であるということ以外、事前情報などはほぼ無く、ジブリや宮崎駿監督にあまり興味ない人は映画が公開されることすら知らなかったと思われます。
映画冒頭、戦時中の日本という舞台設定に「あ、ダメかも…」と思いきや、ある出来事をきっかけに物語は圧倒的に変化し、転換していきます。
過去のジブリ作品で見たような世界、建築物、異形の存在も節々に登場し、全ての繋がりを感じさせるお話。
説教臭いタイトルですが、説教臭くないですし、分かりやすくはないものの全年齢が楽しめそう。何度も見返したくなる奥深さと、満足度もかなり高いものとなりました。
次は「君たちはどう生きるか」の制作過程を追い続けたドキュメンタリーが放送される日が楽しみです。
【ネタバレ1】
【ネタバレ2】スタッフロールに男鹿和雄さんや吉田昇さんの名前。
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