
【解説】── 16日、野間峻祥選手が「右太ももの張り」を発症。状態次第では登録抹消の危機となっている。
左打ちの外野手である野間選手が登録抹消となった場合、基本的には左打ちの外野手が上がってくる。
該当するのは17日現在では宇草孔基選手のみ。田村俊介選手は長期間試合に出場しておらず、大盛選手は登録抹消から10日間が経っていないため、1軍に戻ることはできない。育成選手は支配下登録されないと1軍の試合には出ることができない。
■ 追記 |
以上はセオリーではあるものの、現状の1軍は左打ちの野手が多いため、右打ちの外野手が上がる可能性もある。ただ、2軍の右打ちの野手は現時点で結果は残せてはいない |
現在の1軍[左打ちの野手]10[右打ちの野手]7 |
2023年シーズン、ベンチ入りできる人数は26名。カープは基本的に投手が9名、野手が17名という布陣。
野手17名のうちスタメン級が8名。残りは9名の内訳は「捕手×2」「代打の切り札×2(左右で2人)」「左の代打」「右の代打」「代走の切り札」「代走」「内外野の守備固め」など。
代打の切り札の2人を除くと、バントが上手かったり、複数のポジションを守れたり、足が速いなど複数の特性を持っていないと1軍のベンチ入りメンバーになることは難しい。限られたベンチ入りメンバーであるからこそ、左打ち選手の登録抹消で、右打ちの選手が昇格するというケースは稀。
林晃汰選手(左打ち)が1軍に上がってこれない理由はそこにあると思われる。交流戦に入ってもDH枠には松山竜平選手らが入ることが予想され、出場機会は本当に限られてくる。
■ 代打 |
[右]堂林翔太(切り札)|磯村嘉孝|上本崇司|他 |
[左]松山竜平(切り札)|韮澤雄也|田中広輔|他 |
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■ 代走 |
羽月隆太郎(切り札)|曽根海成 |