
【試合結果】巨人5-4広島(13日・東京D)── 2点リードの延長12回裏、7番手として登板した松本竜也投手は3点を失ってサヨナラ負け。
松本投手が登板した時点で、ベンチに残っていたのはターリー投手と大道投手。
ターリー投手は2連投中。矢崎投手が3連投となったことで、ターリー投手は14日の守護神候補になっていた可能性があり、登板は難しい状況だったと推察される。新井監督も「登板が多くなっているので、こちらとしても管理していかないと」と談話を出している。
また、14日の先発が安定感を欠くアンダーソン投手であることを考慮すると、大道投手はロング候補として残しておきたかったものと考えられる。加えて、前日のピッチングを見る限り厳しいものがあった。
チームは2試合連続延長戦で勝利し、今日の試合も12回表に2点を勝ち越していたので、野手陣も劇的かつ驚異的な粘りは見せてくれていたものの、打線が繋がらないケースが多いことも事実であり、結果的に中継ぎ陣の負担増、今日の負けに繋がったともいえる。
なお、新井監督は松本投手に対して「良いものを持っているから、この経験を次に生かして強くなってほしい」とコメントしているが、同様のコメントをされた遠藤投手は翌日に登録を抹消されている。ただ、先発と中継ぎの違いや、連戦の途中であること、2軍の投手陣の状態を考えると、抹消されない可能性もある。
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