
【コラム】── カープを推していくにも先立つものがなければお話にならないので、2024年から始まる新しいNISA(少額投資非課税制度)に向けて証券口座を開設。資産運用に乗り出してみました。
証券口座を開設したことで株の取引きが可能になったので、1日1万円の譲渡益を目標としてデイトレードにチャレンジ。
結論から言うと、1日1000円程度がやっと…という状況が続き、1万円弱まで譲渡益を積み上げましたが、最終的にその1万円は失われました。

感想としては「相当な資金力がないとギャンブル性が高く、市場の養分になるだけ」
100株50万~60万という銘柄を複数買って、その銘柄の株価が軒並み下落した場合、持ち直すまで持ち続けないといけない。そうするとその株は売却できず、一切動かせなくなる…と。
「あの企業はそろそろ新製品の発表がありそう。株価が上がりそうだから今のうちに買っておこう」「あの大企業は不祥事を起こして株価が下がっているから今のうちに買っておこう」といった素人考えで株を買った場合も、買った後の値動きは予想と逆になることが多く、非常に危険だと感じました。
配当と株主優待のみで暮らすというのも、大量の銘柄を持ち続けられる余裕(億単位)がある人の特権と痛感。
一般人としては、1銘柄1万円程度の配当や、実質3000円程度の価値の株主優待の為に、リスクを冒して数十万の株を買う価値があるのか、その企業に本当にそれだけの価値があるのかを考えるようになりました。
結果、株に関しては1ヵ月で終了。
現状では投信積立(つみたてNISA等)のみ継続中。今年から毎月満額(3万3333円)を積み立てて、現状は2.5万~4万円程度のプラス。毎日積み立てと、クレジットカードでの毎月積み立ての両方をやってみましたが、差は感じられず。ポイントがもらえるクレジットカードでの毎月積み立てがいいという結論。
特定口座で大きな額を一括投資というのもやってみましたが、高値掴みにより評価額が毎日のように数万単位でマイナスになっていき、こちらは精神衛生上よろしくないと思いました。ここでパニックになって(特定口座の投資信託は)引き上げた結果、デイトレードでの譲渡益が消え、数万のマイナスとなったわけです。勉強代と納得するしかない…。
今後も積み立てを続けますが、5年後はどうなっているか、本当に積み立てNISAで1000万以上の利益に到達できるのか。またいつか結果をご報告します。
■ 積み立て状況 |
投信積立 (つみたてNISA口座) | ■ 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ■ SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
月3万3333円(1万6667円+1万6666円) |
投信積立 (特定口座)
| ■ 野村-はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)
月1万6667円 |
iDeCo (個人型確定拠出年金) | ■ 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
月1万5000円 |
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