#33 菊池涼介 球界No.1セカンドへ |
── 今キャンプ、ここまでの調整はどうですか? 菊池:特に悪いところもなく、ケガとか痛いところもなく、順調にきているとは思ってます。 昨シーズンはチームで最も多い141試合に出場し、セカンドのレギュラーを掴んだ菊池選手。守備面では異次元の身体能力で補殺プレーを連発するも、打撃ではリーグワースト2位の121個の三振を喫するなどの多くの課題も浮上しました。 そんな男が、今キャンプで最も重点を置いてきた課題、それは… 右打ち 菊池:ボールをしっかり見れるっていうのも一つですよね。それもあるし、ランナーが1塁にいるときに、右にショートゴロよりかはセカンドゴロを打って逆の動きで、僕は少し足があるのでゲッツー防げるというのもあります。 菊池:自分の中でも三振が多かったという部分で、1つ右打ちというのも(三振を)減らせるところかなと。 この意識は、7日の練習を視察した侍ジャパンの小久保監督もはっきりと感じとっていた。 小久保監督:逆方向をとにかく意識しているのは、すぐに分かりましたし、新井コーチに聞いても「そのように指導している」ということで。 小久保監督:セカンドの守備範囲であったり、ピポットでのターンの速さは日本トップクラスだと思うので、それに(加えて)淡白でない、しつこいバッティングができることになると非常に頼もしいと思いますね。 昨シーズンは自身初となる日本代表も経験し、球界を代表する選手に成長した菊池選手。よりハイレベルなパフォーマンスを発揮する為に心に誓っていることがあります。 ── 去年は日南キャンプの最終日に帰塁の際に手首を痛めてしまったことがありましたし、そのあたりの悔しさや痛みを堪えていた部分はあった? 菊池:手首はもう、ずっとやって(ケガして)から「緩い」というか、しっくりこない部分がすごいあって、テーピングが無いと試合できない感じだったんで。 菊池:気の緩みではないと思うけど、やってしまったことは帰ってこないので、本当に今キャンプは「ケガしないように」ということは頭の中に常々あります。 万全のコンディションで臨む明日からの沖縄二次キャンプ。来月28日の開幕に向けて菊池選手は野生の感覚を一層研ぎ澄ます。 菊池:もう実戦ばっかりなので、そこでやっぱり結果を求められると思うので、今までキャンプでやってきた右打ちであったりとか、走塁・バント・バスターとか色々やってきたので、その成果が出せれば一番いいかなと感じですかね。 ── 最後にですね。怖い顔で意気込みをお願いできますか? 菊池:そうですね…。.280(打率)を切らないように。そして失策を減らすように。頑張りマス! ── すいません。できれば普通の顔でもう一度お願いできますか? 菊池:ヒドイっすね!振られて頑張ってやったのに!(笑) ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第2部」(20日放送) |
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