天性の運動能力~菊池涼介~ 球界トップの内野手へ |
その身体能力は球界全体を湧かせた。守備範囲の広さは誰もが舌を巻いた。しかし、天性の運動能力を持つ男は、野生児だけでは終わりたくない。このキャンプ、菊池涼介選手はステージアップを心に誓う。 菊池:自主トレでだいぶやってきたので、体はそんなに悪いとこもなく、ちょっと感覚がアレだなというところもなく順調に来ていますし、もう仕上がってます!!良い意味で。 元気ハツラツ!このモットーは今年も変わらない。しかし、CSの大舞台を経験した男はここ一番での走塁を見据えて、状況判断を磨く事に力を入れる。 盗塁のスタート~1歩目を磨く 菊池:技術がないので、スタートしか意識するところがないんで。とりあえずそこから入って、あとは技術を教わってしっかりやれたらなって思います。 菊池:(去年)盗塁が16個ぐらいだったと思うんですけど、あまり貢献できてなかったですし、丸が盗塁王獲ったんで負けないように、丸よりは盗塁してやろうっていう感じっすね。 守りだってそうである。昨シーズンのファインプレイの数々だって身体能力だけから生み出されたものではない。経験を積む中で大胆なポジショニングができるようになった。菊池選手のファインプレーの一歩目は頭の中から始まっているのだ。 守備の1歩目~ポジショニングのレベルアップ 菊池:守備に関しては本当に1歩目。打者や投手の球種によってポジションを変えることだったんで。そこは変えずにやっていきたいです。 このキャンプ、最大の取り組みはバッティングである。秋のキャンプではスイッチに挑戦し、持ち味のスピードを最大限生かそうとした。ただ、これもひとまず封印だ。 菊池:(日本)代表もあって時間が無かったんで、やれって言われてやってすぐ出来るような簡単なものではないので、シーズンに向けて右でちょっとやって。またあるとすれば秋にやるかもしれないですけど。 菊池:とりあえずは右(打席)1本で頑張っていきたいと思います!! より長いバットの導入 スイッチにしなくても粘り強い打撃はできる。菊池選手は今年、1センチあまり長いバットを試している。当然、バットの届く範囲は広がる。 菊池:短いバットを短く持っていたので、なかなかアウトコースは体を崩さないと届かないんじゃないかなという感じがあったので、バット長くして、その中で短く持てば以前使っていたバットよりは長くなる、届くというか。 忍者のよう、猿のようと称されるスピードスターも3年目のシーズンを迎えた。シミュレーションと粘り強さを身に着けて球界トップクラスの内野手へと成長を誓う。 菊池:自分の色を出してやりたいなと思ってるんで、去年に引き続き、元気よくかけまわりたいと思っています。自分の色を出してキャンプを終えたいですね。 ── RCCテレビ「RCCニュース6」(4日放送)より |
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