堂林翔太選手 6年目への決意 |
── 堂林翔太選手にお越しいただきました。よろしくお願いします! 堂林:お願いします。 ── キャンプの第1クールが終わりました。ここまでの感想いかがでしょうか? 堂林:キャンプが始まったなという感じです(笑) 池谷:今年はレギュラーを獲る? 堂林:そうですね。もうそれだけですね。 池谷:その上で練習ができていると? 堂林:充実した練習が出来ていると思います。 池谷:やる事がたくさんあるね。 堂林:自分の中で打撃は打撃、守備は守備で気持ちを切り替えながらやってます。 レギュラー奪取へ! し列なポジション争い 池谷:サードに新井選手が帰ってきまして、練習でも一緒にサードのポジションでやってますが。 堂林:長年やられてる方なんで、すごく吸収できる部分があるので、話を聞ける部分は聞いてます。 池谷:たくさん盗んで自分のものにすればいいんだからね。 堂林:そうですね(笑) ── 去年の場合はサード、それからライトも守りましたけど、今キャンプを見ているとずっとサードで練習しているように見えるんですが。 堂林:昨年の秋からずっとサードで練習をやらせてもらっているので、すごく集中できてるなと思います。 池谷:やっぱりレギュラー獲るんならサードで打順は1番とか、自分の思いがあるでしょうから。それを決めてやった方が練習にも身が入るでしょう。 堂林:そうですね。あちこちやるよりは一つに集中できた方がやりやすいかなとは思います。 勝負の今シーズン 目指すは「がむしゃらさ」 ── 今回のキャンプはどんなテーマを持って臨まれてるんですか? 堂林:調子の波が激しいのが大きな課題でもありますし、そこは練習で確率を上げながらやっていきます。 池谷:ここまで見てきても人間的に素直というか、人の意見をたくさん聞いて、それを全部色々やろうとして迷っちゃってっていうのがあるんで、もう今年は自分のものを確立というか、そういう時期に来てるでしょ。 堂林:おっしゃる通りで、なんでもかんでも聞いてしまうんで、自分のものを確立させたいです。 池谷:人間的に素直さを持っているので、色んな人がアドバイスすると思うんですよ。それをみんな聞くんで頭の中がごちゃごちゃになっちゃって、でもそれはそれでみんな気を使ってアドバイスをしてくれるんだから、今必要なもの、それからこっちは(頭の中に)とっておいたほうがいいものが判断できればね。 堂林:本当に色んなアドバイスをしてくださるので、悪いものはないと思いますけど、あとあとそういうのが分かってくれば良いなとは思います。 池谷:もう単純に考えて来たボールを遠くに飛ばす!それが一番いいのかもしれない。 堂林:それが一番シンプルですね(笑) ── 今の段階で今年のシーズンこれだけは絶対に貫き通すと覚悟を決めているものってあったりしますか? 堂林:覚悟ですか?もうレギュラーを獲る。それだけで今年はやってます。 池谷:今年はそのガムシャラさを全面に出していけばいいかもしれませんね。 堂林:ハイ。初心に戻って。 池谷:周りのファンが見ていても「お、今年の堂林はちょっと違うぞ」というのが見れたらね。最高の年になるでしょう。 堂林:頑張ります(笑) 去年12月に入籍 生涯の伴侶を得て気持ち新たに ── (結婚で)生活環境も今年のシーズンは変わってきてというところですから、何かこれまでとの違いはありますか? 堂林:まだ完全に一緒というわけではないので、まだまだこれからですかね。 池谷:俺、気を使ってそこに触れていいのかなって思ってたのに。 ── 池谷さんが言わなかったので言っちゃいました(笑) 池谷:僕はたぶん練習が忙しくて、夜は夜で電話が長いので電話代が高くかかるんじゃないかなと。 ── そのあたりはどうでしょうか? 堂林:そうですね(満面の笑み) ── 改めて心機一転、心に期すものはありますか? 堂林:もう自分だけではないですし、そこの責任感はありますし、すごく気が引き締まりました。 池谷:調子が落ちた時に励ましてくれる人がいるわけですからね。独りじゃないんで。 ── 放送日は今日、休日ということになるんですが、どんな風にすごしたいなと思っていますか? 堂林:体を動かしたいなとは思ってます。 池谷:今日も練習が遅くなったんで、それで撮影が遅くなったんですよね。それはそれで文句言いませんよ!? ── 一生懸命居残り練習していた姿がありました。 池谷:もう何時間でも待つつもりでしたよ?(笑) ── 最後に広島のファンに向けて、これからの意気込みを聞かせてもらえますか? 堂林:今年は必ず優勝します。球場に足を運んでください。よろしくお願いします。 ── 優勝の輪の中で堂林選手が輝く場面を皆さん見たいですよね。 池谷:1番・堂林ですね。これを見てみたいですね。 ── 最高の笑顔を見せてもらいたいと思います。今日のゲストは堂林翔太選手にお越しいただきました。ありがとうございました。 堂林:ありがとうございました。 ── 広島テレビ「テレビ派 3部」(6日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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