| 泥だらけのプリンス 堂林翔太・勝負の8年目 |
25年ぶりのリーグ優勝で、かつてない盛り上がりを見せる広島キャンプ。  そんな広島のヒーロー候補は、朝9時の早出練習からグラウンドに姿を現した8年目の25歳・堂林翔太。  甘いルックスを兼ね備え、「鯉のプリンス」と期待されながらも、ここ数年はレギュラーの座を掴めずにいます。   しかし、今年は勝負の一年。広島の大先輩・新井に弟子入りし、護摩行にも同行。並々ならぬ覚悟で臨んでいます。   その決意が表れているのが守備位置。本来のサードに留まらず、外野にも挑戦中。  出場機会を得るために、プライドをかなぐり捨てて取り組んでいます。 さらに堂林の最大の武器は長打力。去年のキャンプに比べ体重も7キロ増え、打撃の破壊力がアップしました。  全体練習後は居残り練習。 さらにそれだけでは終わりません。キャンプが始まって以降、連日夜間練習に参加。レギュラー奪取へ一日およそ9時間に渡って体をイジメ抜いています。  ── 連日の早出練習に加えて居残り練習。かなり振り込まれていますが、身体の調子は？ 堂林：結構張ってますけど、充実した練習ができています。 ── 手とか大丈夫ですか？キテますね。まだ4日ですよ？ 堂林：そうですね。見ている人も多いので力が入ります。  ── 守備に関してはサードが主だと思いますが、ポジションについては？ 堂林：もうどこでもいいかなと。試合に出るために何でもやろうと思って、今は外野の練習をやらせてもらっています。  堂林：ポジションというのにこだわっている場合ではないので、出れる所を徹底的に狙っていければいいかなと。  ── 今シーズン、チームのヒーローとして期待されていると思います。最後にヒーロー宣言、「こうなりたい」という意気込みをお願いします。 堂林：全試合に出て、日本一を勝ち取りたい。それだけです。  ── フジテレビ「スポーツLIFE HERO’S」（4日放送） |
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