ヒーローインタビュー |
── 今日のヒーローは今シーズン初完封で10勝目を挙げました前田健太投手。そして一軍に戻って2安打3打点の松山選手です。 ── ではまず前田投手から伺います。一人無失点で投げ終えました。今の実感はいかがですか? 前田健太:良かったです。 ── 8回に打席に入った時にはスタンドから大きな拍手が起こりました。やはり一人で投げきりたいという思いは強かったんでしょうか? 前田健太:そうですね。久しぶりに9回のマウンドに上がったんですけど、ファンの皆さんに歓声を頂いて、本当に嬉しかったです。 ── 最後の8回、9回は少しランナーも背負ってピンチになりましたが、どんな思いで投げていましたか? 前田健太:本当に今日は完封しないと意味がないと思ってましたし、前回の登板で本当にふがいない投球というか、最悪の姿を見せてしまったので、今日は本当に最後まで0点で行こうと決めました。 ── 今日の1勝は前田さんとって10勝目でもありますし、後半戦初勝利など色んな区切りだと思うのですが、ご自身はこの1勝をどう捉えていますか? 前田健太:せっかくこうやって巨人と阪神を相手にずっと投げているんですけど、なかなか結果が出なくてすごく悔しい思いをしたので、今日一つ勝てて、とりあえずホッとしてます。 ── 上位の巨人と阪神に離されない為にも大事なカードの初戦だったと思いますが、そのあたりの意識はどうでしたか? 前田健太:残り(試合)少ないんで、投げる試合は絶対に勝たないといけないんで、勝つつもりで投げました。 ── ではその前田投手をバックアップしました松山選手に伺います。 ── 今日一軍に戻って即スタメンでこのお立ち台に上がる活躍。いかがですか? 松山:打撃では良い活躍ができたんですけど、守備と走塁で迷惑をかけてしまったので、ほんとすいません。 ── ただゲームとしては初回に先制得点、そして追加点となるタイムリーを打たれました。いかがでした? 松山:僕自身、緊張で…とにかく振ってやろうと思って打ったので。あまり感触とか覚えてないです。 ── 松山選手は6月に左ひざを負傷して、およそ2ヶ月ほど一軍から離れていました。その間はどんな思いで一軍の戦いを見つめていましたか? 松山:本当にすごい戦いをしていて、みんな頑張ってるなと。僕も早く戻りたいなと思ってずっと見てました。 ── 試合前には「前田投手を勝たせてあげたい、頑張りたい」という話もありましたけど、その通りになりましたね。 松山:打撃の方では良いと思います。 ── あとは守備ですか? 松山:守備と走塁はしっかり練習します。 ── セ・リーグは混戦が続いていますけど、最後にお二人から残りシーズンへの決意を伺いたいと思います。ではまず松山選手からお願いします。 松山:20日に被災された方々がいっぱいいるんですけど、その方々の為にもファンの皆さんも一緒に優勝目指して頑張りましょう! 前田健太:土砂災害に遭われた方々から、僕のブログにコメントやメッセージをたくさん頂いて「今唯一の楽しみがカープが勝つ事です」という言葉をたくさん頂きました。 前田健太:その人達の為や、ファンの人の為にもとにかく多く勝って皆さんに喜んでもらえるように、選手は一生懸命頑張っていきます。応援よろしくお願いします! ── RCCラジオ「RCCカープナイター」(22日放送)より |
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