野村謙二郎が見た2015カープ ~「攻撃」編~ | |
── 打撃陣は非常に課題が残る1年となりましたね。 野村謙二郎(以下、野村):この言葉で片付けていいのか分かりませんが、苦手投手を作りすぎましたね。 ── 八木(中日)、能見(阪神)…ナゴヤドームで八木に出てこられるとチョット大変な事に…。 野村:八木に関しては4勝全てがカープ戦。能見は11勝のうち5勝がカープ戦ですから、そうなってくると相手は広島との対戦を考えながらローテーションを変えてきますよね。こういう苦手意識を克服していかないといけないと思います。 野村:ただ、今シーズン見ていると工夫はしているし、色んな指示はある中で、同じようにやられているような気がするんです。ここは克服していかないといけない。 ── あとはミスが出ても負けますよね。 野村:ミスも大きかったですね。今年は走塁面、得点にからむ場面での走塁ミスが結構あったのではないかなと。このミスは敗戦に繋がるだけではなくて、それ以降にも引きずっていくので。 野村:ここなんか典型的ですよね。点差がある中で本塁で憤死するんですけど、ここはランナーをためないといけない場面。 野村:こういったところは石井琢朗コーチの責任だけではなく、やっぱり野手が判断して、どういう走塁をしないといけないか、アウトカウント、点差、次に代打は誰が出てくるか、そういったことも想像しながら塁上で集中力を持ってやらないと、こういったことがまた繰り返されます。 ── 前のめりだけではダメと。 ── ただ、去年まで巨人、阪神に苦しんだチームが今年は勝ち越しましたし、光はあったと。 野村:そうですね。苦手意識は消し去ったと思います。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(11日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 | |
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