未来の飛躍へ 野間・鈴木誠 鍛錬の秋 |
シーズン終了から わずか2日後。1軍でシーズンを終えた5人がフェニックス・リーグに合流。早くも来季へのスタートを切りました。 宮崎県で行われているフェニックス・リーグ。選手の練習は朝8時から。 年間を通じて1軍で戦い続けたドラフト1位ルーキー・野間と、3年目の鈴木誠也も加わりました。 シーズン開幕後、1番スタメンでスタートした鈴木誠也。97試合に出場し、得点圏打率はチームトップ。年を追うごとに出場機会を増やしています。 鈴木誠也:失敗も色々あり、良いことは少なかったんですけど、監督にミスしても我慢して使い続けてもらったので、得たものは1年間ですごいありました。それを今後にしっかり活かしていけるようにやっていきたいです。 鈴木誠也:もっと打点を稼いでチームに貢献していきたいなと思います。 合流初日から朝山2軍打撃コーチの指導のもと、打撃向上に取り組む鈴木誠也。球を強く打ち返す打撃を目指しています。 鈴木誠也:自分の中でもすごく打ち損じが多かったというか、甘い球をポップフライにしたり、ファールにしたりというのがすごく多くて、フェニックス・リーグではそれを課題として、何とか一発で甘い球を仕留めるということを考えながらやっています。 一方の野間はドラフト制以降、プロ1年目としては球団史上最多の出場。バッティングではプロ初ホームランを記録しましたが、打率.241と満足のいく結果とはなりませんでした。 野間:1番は打撃だと思うので、試合では真っすぐを捉えられるように。試合の中で試せる機会なので、何かを掴んで秋のキャンプに入って、そこをしっかり練習できるようにしたいと思います。 昨日のDeNA戦。 2点を追う広島は7回、4番の堂林がセンター前。 5番の會澤もヒットで続き、チャンスを作ります。 2アウト後、7番の美間。ライト前へのタイムリーで1点を返します。 1番でスタメン出場の野間は8回、DeNA・国吉の速球を弾き返し出塁。本人が課題に挙げたバッティングで結果を出します。 その後、三塁に進んだ野間はワイルドピッチの間に生還。試合は2-2で引き分けました。 試合終了後も夕方まで再びバットを振り込む野間と鈴木誠也。課題と向き合う鍛錬の秋がスタートしました。 監督やファンの期待を背負って始まった今季。重ねたミスが糧となり、来年の飛躍を胸に挑む若鯉。シーズンを左右するような場面で経験したことは、今後のプロ野球人生で けして無駄にはならないはずです。 経験・悔しさを 来年以降の糧に 野間:この1年で経験したことを、色んな思いがあるんで、その事を忘れず来年以降繋げていけたらなと思います。 悔しさ晴らす 来シーズンへ 鈴木誠也:今季は悔しい思いをしたので、来季はその悔しさを全部晴らせるように、しっかりやっていきたいなと思います。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(11日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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