丸佳浩×前田智徳 若き赤ヘル 成長の証 (Page:3) |
… 前田智徳:あれだけ強い打球、長打もレフトに打てるようになったし、打率が上がる要素でもあるし。 丸:インコース待ってて、外にキターとなって強引にいってたのが、インコースにイメージを置いている中でとっさに反対方向に打てるようになって。 前田智徳:手応えの中の一つ? 丸:そうですね。 5月28日 そんな丸が自身の成長を感じた試合があるという。それは5月、ロッテとの交流戦。 第1打席、鋭く振り抜いた打球はセンターの頭上を越える2ベースヒット。続く第2打席、今度はライト前へ。3打席目はセンター前ヒット。さらに4打席目も再びセンター前へ。そして5打席目…トドメはフェンス直撃の左中間への2ベース。 この試合、自身初となる1試合5安打をマークした。 前田智徳:僕も5打数5安打とか打ったことありますけど、フラフラ~と上がって落ちるとか、そういう打球とかあるんですけど。なかなかそれだけの内容の5本はないですね。 前田智徳:5安打のうち一番自分の理想に近いというか、そういう打席っていうのは? 丸:最後の5本目だったんですけど、外の高めになるんですかね、まっすぐ。自分の中では外1本というイメージはなかったんですげと、その中でとっさにというか、自然な反応でしっかりと左中間に強い打球を打つことが出来たので。 丸:あの打席はすごい自分の中でも充実感はありました。 前田智徳:それはピュッと振ったの?すがるく振れた? 丸:すがるく振れたと思うんですけどね。ガーン!というんじゃなくてピュッと。 前田智徳:ピュッと。ピュッでいいんじゃない?ピュッの方が分かりやすいんじゃない? … 苦手だった外角を「すがるく」逆方向に強い打球を打てたこと、この打席こそ丸が示した成長の証。 名コーチとの出会いから新たな打撃スタイルを確立させ、飛躍のきっかけをつかんだ若き赤ヘル、広島東洋カープ・丸佳浩。23年ぶりとなる悲願の達成は、この男の活躍がカギを握る。 丸:当然、優勝したいですね。やっぱり。レギュラーシーズンをきちっと優勝して、その中でCSを最後まで勝ち抜けるようにしたい。 大先輩・前田智徳の期待 前田智徳:3割30本30盗塁をやってもらわないと。今の監督をはじめ、カープには歴代素晴らしい選手がたくさんいますし。 丸:近づければいいんですけどね。 前田智徳:近づければいいんですか??いつも通り喋ってもらっていいですよ。その辺で言ってるようなことを吹いてもらっても。 丸:まだまだですよ(笑) ── テレビ朝日「Get Sprots」(6月30日放送)より |
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