福井:今年はしっかりやらないと、チームにいる立場としても「無くなる」とは自分の中では思ってるんで、これからの野球生活でどうなるかっていうのも、今年次第だと僕は思ってます。 ルーキーイヤーから先発ローテーションに入り8勝をマークし、順調なプロ生活をスタートさせた福井投手。しかし、2年目は2勝に終わると昨シーズンは勝ち星無しと、低迷が続いています。 2012年:2勝 2013年:0勝 覚悟を持って臨む勝負の年。自主トレではかつて共に戦った早稲田の同級生である斎藤佑樹投手(日ハム)、大石達也投手(西武)と時間を共にし、復活への気持ちを新たにしました。
福井:あの二人がいて僕もプロに入れたと思っているんで、その時の気持ちだったりとか、空気感というのであったりとか、まぁ、みんな危機感を持ってもう一回高めあえたらなと思って。 昨シーズン、先発陣のうち4人が二桁勝利を挙げて初のクライマックスシリーズを経験したカープ。しかし、そのうちの1人、大竹寛投手がFAで巨人に移籍。ドラフト1位ルーキー大瀬良大地投手や、同2位の九里亜蓮投手のローテーション入りに期待が懸かる中、1軍キャンプでは一昨年4勝を挙げた今井啓介投手や、3年目を迎えた左の戸田隆矢投手など、多くの投手が先発ローテーション入りを目指しています。 先発を掴む為、残さないといけないキャンプでの結果。4日に行われたフリー打撃の登板では投手陣一番乗りでマウンドに上がった福井投手。山内泰幸ピッチングコーチも「リリースポイントが良くなってきている」と評価しました。 その2日後、木曜日のシート打撃にも一番手で登板。打者7人に対して四球二つを与えたものの、打たれた安打は1本と勢いのある球を投げ込み、仕上がりの速さをアピールしました。
福井:まだバッターの方があまり振れてない事は感じましたけど、その中でも打者の反応を見ていたらストレートは結構走ってるかなと思いました。感覚的には良かったです。 まだまだ続く試練のキャンプ。それでも福井投手は苦しみを味わった2年間の思いを糧にしっかりと前を見据えています。 福井:1球でも1勝でもチームに貢献できるようにアピールしながら、自分の自信にも繋げていきながら、今年は一球でも一勝でも一軍に貢献できるように頑張りたいと思います。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(9日放送)より |
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