| 昇れ若ゴイ 未来のスターは誰だ！ 水本勝己2軍監督に聞く |
ルーキーながら2軍でクリーンナップも任された坂倉将吾 水本2軍監督：坂倉は高卒ルーキーながら春のキャンプの時点で体が出来ていたので、試合で使っていこうという話になりました。 水本2軍監督：色々な経験をさせる中でマイナス面、プラス面が出てくるんですけど、これだけの要素を持っているルーキーはなかなかいないので「これは面白いぞ」と、どの打順でも使っていこうと。 ── 1年を通してみて、坂倉は予想以上でしたか？ 水本2軍監督：一時は打率も3割をキープしていたので、それなりの数字が出たという事は、やはりこの子は体も強くて素晴らしいメンタルをしているなと。 ── 例えば？ 水本2軍監督：試合で打てなかった後の練習の仕方とか、高卒1年生にしては珍しいぐらいのメンタルの強さを持っていましたね。 高橋昂也について 水本2軍監督：球持ちの部分ではジョンソンに匹敵します。そういう意味では本当に楽しみです。 ほろ苦いデビューをしたアドゥワについて 水本2軍監督：体がちょっとずつ大きくなってきて、それに比例するように球も良くなってきていますよ。 バティスタとメヒアについて 水本2軍監督：2人とも2016年は打率が2割4分ぐらいでしたから、バッティングを知らないような状態で入ってきて、2017年にこんな成績を残すとは…本当に素晴らしいと思います。 水本2軍監督：コーチのおかげだと思いますし、本人達も今の段階では素直というか、とにかく上手になりたいという気持ちで日本式の練習を一緒になってやってくれるのでグングン伸びました。 水本2軍監督：本当に今後が楽しみですし、ここまで成長するとは思っていませんでした。 1軍で不足している左腕 水本2軍監督：戸田、高橋昂也、高橋樹也、オスカルとか、彼らがどうやって上にからんでくるか。楽しみな部分と不安な部分があります。 水本2軍監督：球の速い塹江という子もいるんですけど、去年の終わりぐらいから本当に良くなってきています。 水本2軍監督：左が一枚いれば戦略としての流れが変わってくると思いますし、CSでも左打者に左投手を当てたら右打者が出てくるのではないかとか、そういった部分で監督としても左が一枚欲しいというのはあると思います。 水本2軍監督：もちろん抑えてくれることが一番なんですけど、作戦的な部分ももちろん出てくると思いますので、なんとか一軍で投げられるように、こちらとしても努力したいです。 ドラフト1位・中村奨成について 水本2軍監督：もしファームからのスタートだとしても、体力的な部分を見たり、技術を見たりして、その中で「この子が伸びるためにはどうしたらいいだろう」ということを皆で考えながらやっていくことは変わりません。 水本2軍監督：もちろん坂倉のように「使えるぞ」というのがあれば、もちろん使います。これはもう例年と同じですし、新人の扱い方に変わりはありません。 ── 特別視はしないと。 水本2軍監督：はい。 水本2軍監督：自主トレが始まったらもちろん見に行きます。その中でトレーナーの人と話をしながら、体力面等から判断していくのが大事なので。 水本2軍監督：とにかくポテンシャルはすごいものがあるので、そこの部分を見ながらやっていきたいと思います。 鈴木誠也のように飛躍していくカギ 水本2軍監督：飛躍していく選手に共通して言える事、僕の周りは…ですけど「自分の頭で考えて行動する事」です。 水本2軍監督：自分で考えて、行動して、継続する力のある選手はすぐに1軍に上がります。 水本2軍監督：黒田にしてもそうですし、前田智徳にしてもそうですし、マエケンもそうです。新井も。 水本2軍監督：あくまでもコーチや監督が言うことはヒントでしかないので、あとは自分で気付けるか。言葉では簡単なんですけどね。  ── ちゅピCOM「カープ新春インタビュー」（1日放送）より |
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