新井貴浩×野村謙二郎 SP対談 |
野村:お疲れ様です。 新井:お疲れ様です(笑) 2016キャンプ スタートして… 野村:久々にこうやって話をさせてもらうんだけど、ここまでどうですか? 新井:基本的には去年と同じ気持ちでキャンプインしています。ケガをしたら仕方が無いぐらいの気持ちでやっているつもりです。 野村:新井本人の気持ちは変わってないけども、練習に少し余裕が出てきたかなという風には見えるんだけど。 新井:その通りですね。 今年の自分の役割について 野村:今年の自分の役割について、話をしてもらいたいんだけど。 新井:役割ですか。もちろん自分がレギュラーだとは思ってないですし、ポジションがあるとも思ってないですけど、とにかく打つことだと思うので、しっかり打って試合に出れるような位置までいって、とにかく打点を挙げることだと思っています。 新井:とにかく勝ちたいですし、勝つために必死になってやろうと思ってます。 現役生活 野村さん越える18年目 野村:18年目でしょ? 新井:18年目です。 野村:俺の17年、抜かれちゃったね。俺の事はどうでもいいんだけど。 新井:でもまさかですよね。まさかここまで。 野村:全然言ってることが違う。さっきまで「あと10年やる」って言ってたじゃん。 新井:言ってないですよ(爆笑) 新井:これは野村さんも思われていると思うんですけど、「あの新井がまさかここまで」みたいに。それと同じぐらい僕も自分のことですけど、思ってます。自分のことですけど他人事みたいな。 若き主力へ アドバイスも 野村:菊池と丸がすごい期待されていた中で、満足の行くシーズンが送れなかったけども、当然、新井も経験あるだろうし、そういう若い人達にどういうアドバイスをおくった? 新井:去年は本当に自分のことで精一杯だったので、そういうアドバイスは出来なかったんですけど、シーズンが終わって湯布院(リハビリキャンプ)に行った時のメンバーとは、毎日のように食事をして話をしました。 新井:「自分でトレーニングをしてやっていかないと、ケガするのは早いよ」「ケガをして落ちていくのは早いよ」と、キクとかには言いました。 新井:キクは瞬発系の選手なので、そういう瞬発系の選手というのは、ちょっとヒザとかやってしまうと、ガクっと落ちてしまうので、ケガをしないためのトレーニングはやっておいたほうがいいぞとアドバイスしています。 野村:なんか昔の自分のことを言われてるみたい。 新井:いやいや(笑) 再びカープの25番背負い 野村:昔つけた25番に戻った今の心境は?ユニフォームって25と28だと当たる面が違うからちょっと感覚違うよね。 新井:違いますね。 新井:初日、球場に行く前に着て鏡を見たんですけど、やっぱりこっちの方がしっくりくるなと思いましたね。長年つけてきた番号ですし、ハマるというか、自分ではそう思いました。 優勝にかける思い 野村:今年の決意と意気込みを本音でお願いします。 新井:いつも言ってるんですけど、一回も優勝したことないですし、去年帰ってきてたくさんの声援を頂いてますので、本当に優勝したいですね。 新井:優勝して自分が喜びたいというのはもちろんあるんですけど、優勝してファンの方にたくさん喜んでもらいたい、その思いだけです。 野村:優勝のために自分の技術と、人間力と、全てを今シーズンに向けて頑張ってください。 新井:ハイ! 二人:ありがとうございました。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(7日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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