阪神とのオープン戦 明暗はっきり分かれる |
カープの先発は野村祐輔。立ち上がりは簡単に2アウトを取りますが、3番・マートンの打球が野村を襲います。 この打球、右手の甲に当たったということで、野村はこの回を投げ切ったところで大事を取って降板。打撲との診断ということですが、今後の状態が気になるところです。 降板した野村に代わり、2回からは九里が急遽マウンドに上がり好投を見せます。力のあるボールで福留、西岡ら阪神の主力打者を次々と打ち取っていきます。 九里は3回31球を投げ、被安打2の無失点。予定より早いイニングからの登板となりましたが、きっちりと結果を出してみせました。 3番手としてマウンドに上がったのはルーキーの飯田。左の中継ぎとして期待される飯田ですが、いきなりノーアウト二塁三塁のピンチを招くとワイルドピッチで一点を失います。 さらに1番、左打者の坂にレフトオーバーのタイムリー2ベースを浴びるなど打者5人に対して、2本の2ベース、3つの四球を出す大乱調。1アウトも取れずに交代という結果となりました。 しかし、セットアッパーと抑えに関しては順調です。7回に登板した一岡は、キレのあるストレートを武器に1回18球を投げ、被安打1、無失点の好投を見せます。 圧巻だったのは今シーズンの守護神として期待されるヒース。力のあるストレートと、得意のナックルカーブで阪神打線を三者連続三振に抑えるナイスピッチング。勝ちパターンでの登板が予想される二人は順調そのものです。 一方の打線は元気がありませんでした。侍ジャパンのメンバーである菊池、丸、會澤が抜けているとはいえ、4安打1得点のみという内容。特にルーキーの野間は今日も4打数ノーヒットに終わり、オープン戦5試合で13打数1安打と苦しんでいます。 ── テレビ新広島「TSSスーパーニュース」(11日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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