解説 《鳥谷敬》 |
阪神時代に新井さんと三遊間を組んだことについて 鳥谷:サードとしてはあまり上手ではなかったと思いますね。新井さんは常に「お前が捕れるところは全部お前が捕っていいから。俺は後ろを振り向かないから、俺が振り向かないといけないようなフライは全部捕れ」と言っていました。 そんなに(新井さん自身はサードに)自信はなかったと思いますね。自信を持ってサードを守れる人というのは送球がいい人が非常に多いので、あまり新井監督は送球に自信はなかったと思います。 新井さんのファースト守備について 鳥谷:めちゃくちゃ助けてもらいました。ショートバウンドもそうですし、アウトかセーフで際どいタイミングでのキャッチしてからベースの離れ方が絶妙。めちゃくちゃ上手かったです。審判を騙すじゃないですけど、そういう際どいプレーをやってくれていたので。 菊池涼介選手のポジショニング 鳥谷:(マツダスタジアムの)「芝生の切れ目が気になる」と先ほどから何度も話をしているんですけど、逆に芝生の切れ目から後ろに下がってそこを気にせずに捕ったりできる。そのあたりはなかなか真似ができないというか、一番気を使うところを気にせずに守備範囲を広げることができるので。そのあたりは菊池選手の強みだと思いますね。 矢野雅哉選手の台頭でサードを守る機会が増えた小園海斗選手 鳥谷:サードはボールの見え方も違いますし、打球の速さ、見える角度も違います。ショートの場合、早くスタートを切ってというところで、自分でバウンドを合わせられるんですけど、サードはバウンドを合わせられないポジションなので、簡単そうに見えるかもしれませんが、必要な要素は違うので、(サードとショートで)併用されるというのは難しいと思います。 ── NHK総合「プロ野球2024」(2024年4月20日放送) |
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