初のCSへ ~堂林翔太~ |
堂林:僕にとってCSというのは未知なわけですし、テレビで見る事しかできなかったので、試合に出たら全力を尽くすだけだと思います。 CSへの熱い思いを語る堂林翔太。去年、初のCS進出を果たしたカープ。 チームメイトは左半分が真っ赤に染まった甲子園で激闘を繰り広げました。 その頃、大野練習場でリハビリに励んでいた堂林。8月終盤に左手を骨折し、テレビで応援する事しかできませんでした。 その悔しさを糧に、真のレギュラー獲得を目標に掲げて望んだ今シーズン。 4月2日、今季初ヒットはサヨナラホームラン。前半戦の赤ヘル躍進に貢献しました。 しかし、好調の最中だった5月8日、ヒットを打った時に右手薬指を骨折。 今シーズンのスタメン出場はここまで65試合、真のレギュラー獲得はなりませんでした。 堂林:そういう目標を掲げていた割には全くな状態ですし、すごく悔しい日々が続いているかなと思います。 スタメンを外れることも多くなり、試行錯誤を繰り返す堂林。9月の一時期、ガムを噛みながら打席に入っていました。 ガムをかんでバッターボックスに 堂林:試合中にクチャクチャする事があまり好きではないので、一つのリラックス方法として聞いた話を今はやっている感じです。 けして好きではないという試合中のガム。それでも先の戦いを見据えて戦力になりたいという思いからでした。 堂林:昨年ああやって、ケガしてダメで「よし!来年は!」という気持ちでやって、こういう結果なので、色々何かちょっとでも変わればと思って取り組んでいます。 9月26日 9月26日、甲子園で敗れ、全く歓喜のない中でCS進出を決めたカープ。 その日はジャイアンツが優勝を決めた日でもありました。 甲子園からその日のうちに寮に帰り、チームメイトとジャイアンツの優勝をニュースで見た堂林は、CSへの思いを新たにしました。 打倒!巨人・日本シリーズ進出へ 堂林:ビールかけを見てて、そこでやっぱさらに悔しさが込み上げてきましたし、そういった気持ちを持っているのは僕だけではないと思いますし、そういう気持ちをぶつけられれば一番いいのかなと思います。 CS地元初開催を懸けた明日の試合。そして、日本一を目指すその先の戦いへ。堂林は悔しさをバネに挑みます。 気持ちで挑むCS・そして日本一 堂林:もうここまで来たら気持ちの部分だと思いますし、弱いところを見せずに気持ちでぶつかっていくのが、一番良い結果に繋がるのかなと思いますし。 堂林:出場する機会があれば全力でぶつかっていきたいなと思います。それだけです。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(5日放送)より |
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