笘篠賢治さんのコメント |
── 7回に笘篠さんの解説通り、2アウト三塁一塁の場面で大瀬良がそのまま打席へ。 笘篠:投手の代え時が一番難しい中での見極めですよね。そこで大瀬良に賭けた。 笘篠:大瀬良のボールに対するDeNA打線のアジャストの仕方を見て「まだ行ける」と判断したんでしょうね。なので野村監督の采配が見事に的中。それに応えた大瀬良。 笘篠:それとね、僕はね、1-0の中で大瀬良を上手くリードした石原!石原のコメントも聞きたくてしょうがない。 ── 笘篠さんから試合途中、大瀬良の状況を見ながら石原が配球を変えてきてるのではないかという話がありましたね。 笘篠:でも最後の1イニングというのはね、元来の先発の立ち上がりと同じで「気持ち」ですよ。気持ちで押し切りましたね。そのあたりは大瀬良君らしいところを最終回に見せてくれましたね。 ── 秋に入ってきて気候が良くなってきたということはありますけども、大瀬良は軸足である右足に非常に体重が乗って、重心が低く出るようになったと笘篠さんは最初からおっしゃってました。 笘篠:若干涼しくなってきたこの時期、大瀬良は従来の体の使い方になってきましたよね。 ── 22試合目でのプロ初完封だったんですが、春先の5連勝はありましたけども、本当に今日はプロ入り後の大瀬良大地の素晴らしさを改めて確認したような試合になりました。 笘篠:さすが、モノが違う投手だったと思いました。それと大学時代も数々の修羅場をくぐって大舞台を経験してる投手なので。 笘篠:優勝争いだとか、この時期というのは本当に長年やっている選手でも緊張しまくるんですよ。そこで完封をやり遂げた。やっぱりすごい投手だなと感じましたね。 ── 1-0という点差だっただけに、途中ちょっと力が入ると笘篠さんおっしゃってましたけど、テクニック、指先、そういうったものにスピンがかからなくなってしまう。 ── そのあたりが5月1日の阪神戦、あと一人というところでマートンにホームランを打たれて完封を逃してしまった。そういったことがあっただけに、ちょっと不安が頭をよぎったところもあると思うんですが。それも今回はありませんでした。 ── 今日は本当に大瀬良大地のワンマンショー的なそんなゲームでした。 笘篠:それとね、明日がね、九里でしょ?九里亜蓮が久しぶりの先発で、やっぱり今日のように完封、完投という計算はおそらくしていないと思います。いけるとこまで飛ばしす方向で。 笘篠:今日は中継ぎを休ませることができました。明日は全力を注いで3タテ狙いに行けるんですよ。それで休みがあって9連戦ですよ。だから今日の完投はめちゃくちゃ大きいんですよ。 ── 明日終わって移動日があって、そのあとの9連戦が広島東洋カープにあっては今シーズンのハイライトを迎えるといっていいでしょう。 ── 広島はこれで2試合連続の完封勝ちということになりまして、一昨日の巨人戦の6回から21イニング連続無失点ということになりました。 ── RCCラジオ「RCCカープナイター」(6日放送)より |
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