選手会長・梵英心 今、チームに必要なこと |
── チームの中にいて今の戦いぶりというのはどういう風に映ってますか? 梵:見ての通りじゃないですか。こっぱみじんにやられている感じなので。 史上初めて首位で交流戦を迎えたカープ。しかし、その交流戦で昨日まで4勝10敗の最下位。12あった貯金は6にまで減少した。 ── パ・リーグのチームが強いのかなという風に思ったりするところもあるんですけど。 梵:カープ以外は全チーム強いと思いますけどね。僕がプロに入ってからずっと強い。周りのチームは。 梵:ただウチが弱いだけであって、「他のチームは強いな」と思いながらやってますけど。 ── セ・リーグのチームも含めて? 梵:全部ですね。 現状打破へのヒント あえてカープを弱いと表現した選手会長。その言葉にこそ梵が考える現状打破へのヒントが隠されていた。 梵:ネガティブな弱いではなくて、向かっていく気持ちとしてとらえていってるんですけど、(カープは)決してめちゃくちゃ強いチームではないですし、そんな王道の戦いはできないので。 梵:キャンプ、自主トレ、試合前練習、そういうキツイ練習をしてきたことを信じてやることが一番大事だと思うんですけどね。 梵:変える勇気も必要かもしれないですけど、信じる勇気も必要だと思うので。 己を信じる それは梵自身にも向けられた言葉だったのかもしれない。シーズン序盤から不振にあえぎ、スタメンを外れる試合や慣れないサードのポジションを守ることもある。 梵:何も出来てないなと思いますね。ただ試合に名前が出ているだけであって、特にこれといった活躍もしていないですし、ふがいなさを感じてます。 [5月26日]西武戦(三次きんさいスタジアム) そんな梵にとって特別な試合があった。5月26日、生まれ故郷の三次での西武戦。 梵:今までも緊張した事は結構あるんですけど、あの試合は今まで以上に震えました。色んな事を感じましたし、考えてましたし…。 8回、梵が代打で姿を現す。 梵:その(”梵”)コールを聞いた瞬間、すごく緊張しましたけどね。スタメンじゃなくても僕の名前を呼んでくれたのは凄く力になったし、もっと頑張らないとなという気持ちにもなりました。 梵:チームの勝ちをたくさん見せられるよう頑張っていきたいなと思います。 差し入れ チームとして、個人として、巻き返しを誓う梵に「恋すぽ」からコチラをプレゼント。 梵:なんやこれぇ、どうせーゆうん。 我々がプレゼントしたのは梵の地元、三次の焼肉店「ふるさと」のお弁当。 ── オリックスなんで猛牛食いということで… 梵:あ~なるほどね。 ── これ有名なんですか? 梵:有名というか、今の体があるのはこの焼肉屋のおかげ。8割の血肉は”焼肉ふるさと”のお肉です。 梵:三次行く人は絶対ココ寄って下さい。時間があれば実家のお寺に寄ってもらって、お賽銭でも入れてもらえれば言うことないなと。 北別府さん&前田さんへ from 梵英心 梵:(恋すぽ)毎週録画してますからね。北別府さんと前田さんのコメントも耳を傾けて聞いてます。 梵:今の絶対使うでしょ。 ── 絶対使います(笑) 梵:たぶんテレビ的な発言をされていると思うので、できれば個人的に聞きたいなと思います。 ── 広島ホームテレビ「勝ちグセ。サンデー『恋すぽ』」(8日放送)より |
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