優也×広輔 へやのみ | |
福井優也登場 ── 広島東洋カープの福井優也投手です。あけましておめでとうございます。 福井:あけましておめでとうございます。 ── 正月って毎年、何して過ごされてますか? 福井:寝てますね。 ── でも行事とかあるじゃないですか、お餅をついたり、初詣とか。 福井:地元の村は小さい村なので。お客さんがいっぱい来ますね。「優也が帰ってきてる帰ってきてる」って。ゆっくりしたいのに情報が入ると、どこからともなく来ますね。 ── 岡山の西粟倉村ですよね。そんなに大きい町ではない? 福井:人口は2000人ぐらい。 ── 帰ってきたら「あの福井優也が帰ってきた」と。 福井:1000人は家に来ますね。 ── 人口の半分ぐらいが集まると。 福井:ウソです。 2014年 ── 2014年は2年ぶりに勝ち星がついて、そして4勝されたということで良い年だったのでは? 福井:前半戦の5月の試合から考えると、後半戦はよく頑張ったと思います。 福井:毎年、勝負の年と言いつつ、なかなか結果も出ず。やりたい事が出来ずにというのが続いた中で、久しぶりに勝てて、久しぶりに「プロ野球選手なんだ」という実感が湧きました。 ── 逆に言うとその前の何年間かはどんな感じだったんですか? 福井:それまでは投げててもファンの野次がすごかったりだとか、カープの一員になれてない感じですね。チームに貢献できてませんし、CSに行っても僕にとっては他人事でした。 本編へ ── 今日は「へやのみ」というタイトルなんですけど、部屋飲みする事はありますか? 福井:ありますね。家で一人で飲んだりします。 ── 何を飲むんですか? 福井:ビールです。 ── その「へやのみ」のパートナーなんですけど、誰を選ぶのかと思ったら1年目を終えたばかりの田中広輔内野手。意外ですね、投手の人って投手同士で来る事が多いじゃないですか。 福井:可愛いすね。 田中広輔登場 ── その可愛い後輩を迎えたいと思います。田中広輔選手です。あけましておめでとうございます。 田中:おめでとうございます。 共有の知人 ── 二人の接点は何なんですか? 田中:共有の知人? 福井:共通! 田中:共通の知人! 福井:共有だったらヤバイでしょ。 ── カットしませんから。 福井:色々ありますね。大学の選手権の決勝で戦ったりとか。 ── 大学時代、対戦されてるんですか? 田中:やってます。一度だけ。 ── 結果は? 福井:僕が勝ちました。早稲田大学が。 ── 投手対打者では? 田中:僕が抑えられました。福井さんが決勝戦の先発だったんで。 福井:菅野(現:巨人)対 福井の投げ合いです。この時は一生に一度ぐらいの投球でした。 ── 今年よりも? 福井:良かったですね。というか良かったイメージがあります。 ── そんな一生に一度の投球されたら大学生だと打てないじゃないですか。 田中:打てないですよ。 ── 福井さんの大学時代の投球はどうでしたか? 田中:今と変わらないですけどね。良い真っ直ぐパーっと投げて、曲がるスライダーで「てんてこまい」ですよ。 福井:1点は取られたんですけど、それもショートの悪送球みたいな感じで。 ── すごいですね。 福井:6回1失点。あとは大石とハンカチで。 ── ハンカチって(笑) 福井:大石と斎藤で。 ── あの時の早稲田大学って大石さん、福井さん、斎藤さん…対戦しててどんな感じだったんですか? 田中:僕らの予想は逆だったんですよね。斎藤さんが先発で、福井さんか大石さんのどっちかが後っていう。 福井:もともとはその予定だったんですけど、雨で1日流れて僕に変わったんです。 ── 田中さん、今だから聞けるんですけど、当時の大石さん・福井さん・斎藤さん、この中で誰が来たら嫌でしたか? 田中:それが本当に福井さんでした。斎藤さんが先発ならイケるぞという感じだったんです。なのに福井さんだったんで、本当に勝ちに来たなと。 ── 福井さん、テレくさそうな顔になってますけど。 ── RCCラジオ「優也×広輔 へやのみ」(1日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 | |
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