カープいれコミ魂 |
── 「カープいれコミ魂」今日は野村謙二郎カープ前監督にお越しいただきました。よろしくお願いします! 野村謙二郎(以下:野村):お願いします。 退任の理由 野村:理由と言いますか、5年という長い期間、指揮を執らせてもらって若い選手がすごく育ってきましたし、一つ自分の中で区切りをつけようと、シーズンが始まる前に決めていた事なので。 一番大変だった事 野村:連敗している時というのは本当に寝れませんし、どうやってこの連敗を止めようかというので、作戦面だとか、オーダーとか、すごく考えました。 野村:僕だけでなくて選手も明日は勝つつもりでグラウンドに行くんですけど、なかなか上手くいかない時というのは本当に辛かったです。 野村野球の完成度 野村:2年連続、3位でCSに行けたんですけど、一番嬉しいのはチームを変えようと監督に就任して、マエケンとキクが「優勝しましょう!」と本当に自信に満ちた顔で言ってくれたというのが一番嬉しいんです。一番変えたかったところなので。 野村:順位というのはもちろん優勝目指して戦っていくわけなんですけど、優勝できなかったのは残念ですけど、チームの意識が変わった、それだけ自信をつけてきたというところですね。 菊丸コンビの成長 野村:彼らは順調に成長しました。試合に出れば自ずと力はついてくると思うんです。みんな力はあっても、早く試合に出られるようになるか、遅いかだと思うんですけど、彼らは本当に早かった。もう完全に1軍の選手です。 池谷:彼らはチームを引っ張ってくれた。 野村:そうですね。彼らに一番言ったのはとにかく「休まさない」。彼らにはずっと試合に出てもらうと。 堂林選手について 野村:堂林に関しては早く結果を出してもらいたい。あれだけ甲子園を騒がせた選手ですから、自分の中にプレッシャーはすごくあると思いますけどね。まだちょっと時間がかかるのかなとも思いますけど、彼は必ず出てきます。 優勝へのキーマン 野村:大瀬良ですね。僕の最後の試合だったんですけど、甲子園のCS2戦目、この時の投球は「この投手にカープに来てもらって本当によかった」と。この試合の時の気迫とボールのキレ、素晴らしかったですね。 野村:1年の最後の試合で自分を本当に出せたんじゃないかなと。僕はベンチの中ですごく感激していました。 ── 2年目で優勝のキーマンと。 野村:彼は防御率が4点台だと思うんですけど、防御率をもっと低くして貯金を作り、1年間ローテーションを守る事ですね。彼がキーマンだと思います。 ── 広島テレビ「テレビ派 1部」(22日放送)より |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
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