大下氏、北別府氏、共に敬称略とさせていただたきます。 |
知っておくべき 新・3大 試合より気になる放送席 |
鬼軍曹の前では 放送席も戦場となる まず有権者に訴えたいのは、この男が大下剛史。プロ野球解説者だということ。 現役時代は俊敏な守りと勝負強い打撃でカープ初優勝に貢献。 引退後もコーチとして数々の名選手を育成。 大下:(ノムケン)死ぬかも分からんぞ! その指導の厳しさから「鬼軍曹」と恐れられたのです。 伝説の「素手ノック事件」 現場を退いた後は野球中継の解説をしていましたが、カープを愛するがゆえ、ひょんな事から鬼軍曹ぶりが復活してしまうのであります。 例えば選手のプロフィールのこの一文で… 梵:新リーダーとしてチームを引っ張りたい。 大下:新リーダーとしてチームを引っ張りたい?本当に言ったのか!? 大下:(梵はチームを)引っ張ってないね!気持ち的に引っ張らないといけないんですよ! テロップ一行からでも十分「鬼軍曹」となるのです! さらに…このあと選手もスタッフも一瞬の油断が命取りとなるのであります。 実況アナ:大下さん、なんといっても今日はこの大竹がどこまで踏ん張れるか、どういう投球をするか、注目ですね。 大下:まぁ、そろそろ勝たないとね。 ピリつく放送席から見守る中、この大竹投手が投じた一球で またまた大下さんの解説に火がつくのです。 実況アナ:ワンバウンドです。 大下:今投げたボールがイカンのですよ!!!!!!今投げたボールが!!! 大下:2ナッシングからね、あんな途中でワンバウンドするようなボール投げる?北別府さんコレ!見てください!ほら! 北別府:これはストライクの映像ですね。 大下:誰だ!今のスロー出したのは!!!!!! 間違って1球前のボールのスローを出してしまい、大竹への怒りがスタッフにまさかの飛び火。 大下:悪いスロー出すなぁ…!! そしてうっかり火がつくと鬼軍曹のアンテナは敏感になるのであります。 実況アナ:おっ、嶋がポケットキャッチ! 大下:ポケットキャッチいうか、スライディングキャッチだね! 実況アナ:失礼しました!スライディングキャッチ。 超厳密な鬼軍曹。 大下:そして、このスローでね。さっきはスロー失敗したけども! 全然ミスを忘れてくれないのです。 さらに! 大下:このインサイドの打ち方が上手くなったんだよね。 大下:多分スローが出るでしょうから、このテレビ局は良いテレビ局だから。 もう許してほしいのであります。ちなみに… 大下:(東出)走ろうとしないもんね。魅力ない!! 鬼軍曹に超ぼろっかすに言われる選手達だが、大下さんが解説する日、カープは異常に強いのです。 特にこの映像の年、2008年に至っては…。 実況アナ:実は今シーズン、大下さんが解説されたゲームは全て広島カープが勝っています。 なんとチームの勝率は.496なのに対して、大下さん解説の日は選手達も怒られたくないのか、10戦10勝と脅威の勝ち星を挙げたのでありました。 というわけで、この実況を新・3大「試合より気になる放送席」とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。 スタジオでは 有吉:厳しいですよ。 マツコ:野球解説で一人ああいう人がいてくれるといいね。 有吉:僕が地元広島にいた頃は、うちの親父が言いそうな事を言うんですよ。なんか厳しいんですよ。 マツコ:そんなに長くやられてんの? 有吉:ずっと前からやってますね。親父が文句言ってるようで嫌だった(笑) ── テレビ朝日「マツコ&有吉の怒り新党」(3日放送)より |
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