石原×會澤 スペシャル対談 |
お互いの第一印象 會澤:石原さんは怖いイメージしかなかったですね。雰囲気もありましたし、ずっと1軍で活躍されている方だったので、オーラがあるというか。 石原慶:僕は「元気な男らしい子が入ってきた」という印象がすごく残っていますね。 石原慶:(入団会見の時に)学生服を着とったもんなぁ?生地が足りなかったのかどうか分からないけど、寒さで短くなったのか分からないけど。 會澤:急に体が大きくなって(笑) 會澤:あれが正装ですから。僕が高校の時は。 石原慶:アレが正装だったらヤバイぞ(笑) 會澤:(笑) お互いについて 會澤:最初は、ライバル…というのはおこがましいんですけど、やっぱり試合に出るには「石原さんに勝たないといけない」と思っていました。 會澤:でも2013~2014年頃のキャンプで御飯に連れて行ってもらって、その時に野球に対する姿勢とか、そういうのをすごく教わったので。 會澤:「師匠」って言ったらアレなんですけど…僕が今、ある程度1軍で出続けられているのは石原さんのおかげかなと。 石原慶:俺は一言で言うなら「弟」 石原慶:ケガもあったじゃん。手術をして、すごく頑張って練習もして、それがすごく伝わってきて「カープが強くなるにはアツの存在が絶対に必要」と思ったから。 石原慶:アツが出てきた時も「頑張れ頑張れ」という気持ちで、弟とか身内のような存在だったね。 石原慶:カワイイかどうかは、見た目の問題もあるから、それは別として(笑) 會澤:(笑) 石原慶:可愛い弟という感じよ。 お互いの尊敬している部分 石原慶:「コレだ!」と思ったら、それを貫き通す。ブレない。 石原慶:自分の考えをちゃんと持って、プレーもそうだし、私生活もね。ブレないというのはすごく難しい事だと思う。 石原慶:それが出来るというのは本当にすごい事だと思う。 會澤:イシさんは…「観察力」 會澤:いろんな人の行動、言動というのを見ているんだなと。観察力は本当に僕も勉強させてもらったかなと。 會澤:そういうのはイシさんは教わったんですか? 石原慶:大学の時ぐらいに監督から「なんでもいいから見とけ」と言われた事はある。 石原慶:「今、この子は何を思っているんだろうな」とか、どういう行動をしたとか、「ピッチャーの仕草は見ておけ」と言われた記憶はある。 會澤:よく「バッターの仕草を見なさい」「ファウルの仕方を見なさい」とイシさんには教わったというのもあります。 石原慶:見てたら楽しいよね。「お前、何してんの」というのもあるし、「見かけによらず、すごくちゃんとしてるんだな」とか。 石原慶:いろんな子がいるから楽しかったね。 お互いへの感謝の想い 石原慶:まぁ、19年間カープで野球をやらしてもらって、今いる後輩の中では一番アツと一緒に時間を過ごしていると思う。 石原慶:その中で嬉しい事もあったし、悔しい事もあった。それを一緒に共有出来て、アツと出会えたというのは感謝しかない。 石原慶:次はアツが引っ張って行かないといけない立場になるし、引っ張って行かなくても、肩に力を入れなくても、もとからそういう事が出来る子だから、リラックスしてほしいと思う。 會澤:困ったらすぐ相談するのが石原さんだったので、言葉ではなかなか表せられないですね。 石原慶:お互いでは分かってる。全部言わなくても分かってるっていう感じじゃない? 會澤:ハイ。僕はもう感謝しかないです。 石原慶:今こうやって対談をして喋るの難しいじゃん。それが凝縮されているのが、引退試合の時に花を持ってきてくれた時の気持ちだと思う。 石原慶:俺は、あの場面というのは一生忘れる事はできない。それが全てだと思う。 會澤:そうっすよね。また泣いちゃうよね。こういう事言われると。 (番組終了) ── 広島テレビ「年忘れ カープ選手会ゴルフ 石原慶幸ありがとうSP」(31日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び要約・意訳 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
プロ野球・広島東洋カープに関連した情報等をお届けする個人ブログ。速報・話題・予想先発・2軍情報など
コメント
神宮メインのカープファン
最近「石原」って記事は、小石のこと
なんですよね…慣れなくて大変。
私の中ではベストバッテリー賞は
KJ石原慶だよな、と今も思います。
2020/12/31