會澤選手“アツ”い愛「この悔しさを晴らすのは『他球団でじゃねえだろ』」「カープファンと別れるというのは考えづらかった」

2019/12/22

會澤翼

【カープ選手特集】── テレビ新広島は22日、広島の2019年を振り返る特番「TSSプライムニュース総決算広島この1年～令和新時代の幕開け～」を放送。

カープ・會澤翼選手も今季を振り返りました。

會澤選手“アツ”い愛

今季を振り返り

會澤：波が激しかったですね。

開幕から5カード連続負け越し

會澤：この時はめちゃめちゃしんどかったっす。

會澤：しかも、シーズン始まったばかりでの連敗だったので精神的にもキテた感じの月でしたね。

會澤：ウワーッとなって、でも選手会長だったので、なるべくチームを暗い雰囲気にさせたくないと思いながらやっていたと思います。

4月17日の試合（熊本）で石原選手が決勝打。この試合からチームは8連勝。會澤選手も4月19日の試合でサヨナラタイムリーを放った。4月30日にはある記録を打ち立てる。

會澤：（何か）あった？

── 會澤選手が平成最後のバッターとなりました。

會澤：ハハハ…。

交流戦最下位

會澤：貯金「14」というところから、気の緩みではないですけど、「大丈夫だろう」みたいな感じで入ってしまった雰囲気もあったのかなと。

會澤：ここはすごい反省点ですよね。交流戦というのは。

會澤：交流戦が一番のポイントだったと思います。

會澤：ハッキリいってパ・リーグってすごい実力が高いと思っているので、そこをどうチームとしてやっていくかですね。

しかし、またも連勝（9連勝）で首位・巨人と1ゲーム差に詰めよる

會澤：ここで勝ち切れなかったというか、ここで上に行けなかったというのは、やはりチームとして反省しないといけないです。

會澤：やはり終盤以降の戦い方で、もっと上の順位に行けたと思います。

會澤：そこはキャッチャーとしての反省点が多いかなと。

今季は得点圏打率がセ・リーグトップ

會澤：ピッチャーに気持ち的な部分で楽に投げてもらいたいという思いでした。

會澤：ランナーがいる状況ではなるべく1点でも多く、その差を縮めればピッチャーがすごい楽になると思いますし。

會澤：そっちの方が大きかったかなと。

FA権を行使せず残留

── 悩まれたりすることはたくさんあったと思いますが。

會澤：悩んでいましたね。あの時はお酒を飲んでも全然酔わなかったですし。

會澤：Bクラスに終わったということで、じゃあ、この悔しさをどこで晴らすのかってなった時に「他球団じゃねえだろ」と。

會澤：カープでこの悔しさを晴らさんと、なんか逃げみたいでスゴイ嫌でした。

會澤：カープファンって熱いじゃないですか。このファンと別れるじゃないですけど、そういうのは考えづらかったですし。

會澤：ファンの皆さんが一番悔しかったと思うんです。僕は。

會澤：その悔しさを来シーズン、3倍ぐらいで返せるように。

會澤：僕達選手は、1試合1試合頑張っていきたいと思います。

── テレビ新広島「TSSプライムニュース総決算広島この1年～令和新時代の幕開け～」（22日放送）より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・要約・一部抜粋