中村奨成 希望の光を灯す秋 |
2017年のドラフト1位・中村奨成。次世代の正捕手候補にとって初参加となる日南秋季キャンプは、様々な学びと発見がある時間となっている。 中村奨成:(入団からこれまで)1軍の人と関わる機会がなかったので、アピールしたいという気持ちが強いです。 中村奨成:約3週間、一緒に練習ができるので、いろいろ吸収できるものはしていきたいですし、打撃にしても守備にしても聞けることもたくさんあると思うので。 中村奨成:せっかくの機会なのでいいものにしたいです。 中村奨成:今日もずっとスローの練習をやっていましたけど、新たな発見というものもありましたし、まだまだ技術不足というのはすごく感じています。 中村奨成:スローに関してはもっと精度を上げていかないといけないと思いますし、プロの世界に入ったのも肩を評価されてなので、そこの部分は誰にも負けないという気持ちでやりたいです。 ── 新たな発見というのは? 中村奨成:投げ終わりに後に股関節に体重を乗せるんですけど、僕はどうしても上半身だけで投げるクセがあって。 中村奨成:それではシーズンを通して安定したスローイングが出来なかったですし、いい時はいい、悪い時は悪い…だったので。 中村奨成:そこを安定させないと盗塁阻止率も残せないと思いますし、倉コーチとも試行錯誤しながら、以前の投げ方は全てリセットして、今はそんな感じでやっています。 打撃面でも新たな挑戦 中村奨成:「足を使って打つ」 中村奨成:イメージで言うと(ジャイアンツの)坂本勇人さん。 中村奨成:左足を上げて地面につくまでの間とか、軸足である右足の踏ん張りとか、イメージするなら一番近い方かなと。 中村奨成:やっぱりインコースの厳しいところを攻めてくるんじゃないかとか、スライダーで泳がされるのも嫌だなと思うことがシーズン中にたくさんあったので。 中村奨成:その発想を全部変えて、インコースは詰まっても「正しいバットの出し方をすればファウルにもなるし、ヒットにもなる」と言われたので。 中村奨成:そのイメージはまだ湧いていないので、このキャンプで少しでもつかめたらいいなと思います。 中村奨成:「もっと打球も力強くなるし、ホームランも増えないといけない」と言って頂いたので、理想的なフォームというものを、この秋にしっかり突き止めたいと思います。 期待されながらいまだに1軍出場は果たせていない現状。その悔しさを糧に中村奨成はさらなる成長を誓う。 中村奨成:2年間1軍に上がることが出来ていないですけど、それは現実として受け止めて、まずは自分にできることを精一杯やりたいと思います。 ── 3年目はどう過ごしていきたいですか? 中村奨成:正直な話、まだ(1軍で)活躍できるイメージはできていないです。でもちょっとでも希望の光を灯すのがこのキャンプだと思うので。 中村奨成:危機感を持ってやっていかないと、新しいキャッチャーが二人も入団しますし、競争も激しくなると思うんですけど、誰にも負けないくらいの強い気持ちを持ってやりたいと思います。 ── 広島ホームテレビ「みみよりライブ 5up!」(12日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び要約・意訳 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
プロ野球・広島東洋カープに関連した情報等をお届けする個人ブログ。速報・話題・予想先発・2軍情報など
コメント