| 裁判員制度 10年 模擬裁判が開廷 |
どこか緊張した面持ちの池谷さん。座るのは広島地方裁判所の裁判員席です。  21日に裁判員制度が始まって10年となるのを前に、改めてこの制度を広く理解してもらおうと模擬裁判が開かれました。  裁判員役を務めたのは池谷さんらカープOB4人と抽選で選ばれた報道記者です。   裁判の想定は強盗殺人罪。被告の男が経営者の男性をナイフで刺殺し、現金2000万円入りのバックを奪ったというもの。  被告人役：私はそんなことをやっていません。  無罪を主張する被告は有罪なのか、それとも無罪なのか。裁判員役の池谷さん達も被告や証人に積極的に疑問を投げかけます。   現役の裁判官や検事、弁護士も参加しての模擬裁判。約2時間に渡って本番さながらの審議が続きました。  裁判所に来るのは初めてという池谷さんは。 池谷：こういうことで裁判員に選ばれる方が興味を持ってくれればというか、「よし、私も」という人が増えてくれればいいのかなという感じはします。  制度開始から10年。最高裁は「おおむね順調」と評価しますが、裁判員を辞退する人が増えているのも現実です。  ── 広島テレビ「テレビ派」（20日放送）より |
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