「モヤモヤ晴れた!」 7年目・堂林翔太の打撃改造 (Page:1) |
── 開幕まであと3週間ですが、選手にとって今どんな心境なんですか? 堂林:キャンプもあっという間に終わった感じで、「もう開幕なんだなぁ」って僕はそういう感じですね。 春のキャンプをガムシャラに駆け抜けた堂林。中日からルナが移籍し、さらに激しさが増したサード争いを彼は意外な言葉で表現した。 堂林:そこを逆に良いチャンスと思ってやります。 自身が成長するチャンス。堂林は置かれた状況をポジティブに捉え、日南キャンプに突入した。しかし… 堂林:日南の時は本当に、自分では手応えは正直無くて、これでは去年と同じだなと思ったんですけど、沖縄入りして、また実戦が始まって、自分の中で「これかな?」という感覚が本当に掴め始めてきて。 「沖縄で掴んだ」 その時、堂林に一体どんな変化があったのだろうか。 ── いつどういうタイミングで何を掴んだんですか? 堂林:(那覇で)巨人との試合があった後に、そのまま室内練習場に打ちに行ったんですよ。そこでたまたま東出さんとマンツーマンになって…。 堂林:東出さんには2軍にいる時から教えてもらっていたので、その延長戦といったらおかしいですけど、そこで1つのアドバイスをもらったら違った感覚が出てきて。 堂林:その次の日のバッティング練習も遠くに飛ぶようになってきて、そこからですね。 違った感覚。堂林はその感覚を試合にぶつけた。左中間へのソロホームラン。堂林は確かに何かを掴んでいた。 堂林:今までのモヤモヤ感が一気に晴れたというか、凄くすっきりしました。 捜し求めていた答えは、体のバランス「重心」にあった。 堂林:打ちに行く時に、左に体重が乗りすぎて頭が突っ込んでしまうので、それを逆に右足に意識をして残すじゃないですけど、右足の重心を より意識したら、それがちょうど良かったというか。 堂林:あれがもう最高の結果なので、あれを求めすぎたら、またおかしくなると思うので。 《続く》 ── 広島ホームテレビ「勝ちグセ。サンデー『恋すぽ』」(6日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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