| 20年目・黒田博樹投手 ロス自主トレ～横山リポート |
横山竜士：ロサンゼルス近郊のトレーニング施設に来ました。黒田さんの20年目のシーズンがスタートします。  日本時間の今日午前3時に自主トレを公開した黒田投手。  4日から、カープの廣瀬選手やソフトバンクの五十嵐投手らと開始した自主トレですが、今日もおよそ3時間、密度の濃いトレーニングを行いました。  黒田：また長い1年が始まるなという感じですね。  ── ワクワクしていますか？それとも不安？ 黒田：不安しかないですね（苦笑）  黒田：現時点ではキャンプインに向けて、しっかりした土台作りをしようと思ってトレーニングをしています。  今年2月で41歳。プロ20年目を迎える黒田投手ですが、現状に満足せず新たなことにも挑戦していきたいと意気込んでいます。  黒田：まさかこんなに長く野球が出来るとは思っていなかったですし、そういう意味で20年目という節目の年なので、いつも通り1年を大事に戦っていきたいと思います。   20年目の挑戦 黒田：出来れば新しい球種を投げれるようになれればいいかなと思ってますけど、そう簡単な事ではないですし、20年間やってきても、そう簡単には出来なかったんで。  黒田：特にこの時期は色んなことにチャレンジして、しっかりした準備をしてキャンプに入っていきたいと思います。  現在、メジャーで79勝、日本で114勝と、日米通算200勝まであと7勝と迫っています。  黒田：現時点では意識はしてはないんですけど、今年1年やると決めた以上は、チームに貢献すれば見えてくる数字だと思います。その数字に近くなった時の気持ちは自分でも想像つかないです。    メジャーから8年ぶりに復帰した昨シーズンは11勝8敗、防御率2.55と好成績を残しましたが、右足首や右肩のケガでローテーションから外れた時期もありました。  黒田：アメリカと変わらず、1年間ローテーションを守るというのはすごく大変な事でしたし、そんな簡単な事ではないなと改めて感じました。  黒田：あとは年齢的になかなか万全な状態でマウンドに上がるのが難しくなってきてますけど、その中でしっかり準備をして、今年はローテーションを崩さずに投げぬきたいなと思います。  黒田投手のトレーニングを見て横山竜士さんは…。  横山竜士：相当ハードな練習をしているなと。8時過ぎから12時までほとんど休憩を取らず、ずっと体を動かしているようでしたので。  横山竜士：広島のファン、プロ野球ファンは黒田さんがマウンドに上がって投げる姿を楽しみにしていると思いますし、それに答えてくれるだけの力もあると思います。今日の自主トレを見させてもらっても衰えは感じませんでしたし、僕自身も期待したいです。 25年ぶりの優勝へ向けて 黒田：去年も悔しいシーズンでしたし、マエケンも抜けましたし、今年はなんとか優勝を目指して、今まで以上に皆で力を合わせてやっていかないといけないと思います。    ── RCCテレビ「RCCニュース6」（19日放送）より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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