悔しさを乗り越えて… 中崎翔太 |
先週火曜日、雨の日本ハム戦。2点リードの9回にマウンドに上がったのは現在、抑えを担う中崎翔太。 しかし、先頭の田中賢介に四球を与えると、このあと連打を浴び1点を返されて交代を告げられました。チームはここから3連敗し、勢いを失います。 中崎:終盤で試合をぶち壊すことも多々ありますし、すごい迷惑をかけているなというのはあります。 中崎:足が止まってしまうことはあっても後退することは絶対ないという気持ちで取り組んでいるので、今日の自分よりも明日は成長したいです。 向かえた5日の楽天戦。 球場アナウンス:投手・戸田に代わりまして中崎。 長野アナ:中崎とコールされた瞬間、マツダスタジアムは正直、歓声ばかりではありません。複雑な声も飛んでいます。 野村謙二郎さん(以下、野村):ただね、これを乗り越えていかないといけない。信頼されクローザーになった人間は、どんな投手も、こういう場面を乗り越えてきたんですよね。 最終回、リードはわずか1点。1アウト2塁、一打同点のピンチで代打・ウィーラーをショートゴロに打ち取ります。尚も、2アウト走者3塁、一打同点のピンチは続きます。 観客:ガンバレ!ガンバレ!中崎! いつしかスタンドからは歓声が飛ぶようになっていました。 (ライトフライでゲームセット。無事、抑えの役割を果たす) 野村:抑えてくれればファンの人たちがこんなに喜んでくれる。中崎のファンもたくさんいるわけですから。また堂々としてマウンドに何度となく立ってほしいなと思います。素晴らしかったです。 そして今日(7日)の試合、2点リードの最終回、中崎がマウンドに向かいました。 ── 今日のピッチング、野村さんいかがでした? 野村:ボールを低めに集めて彼らしいピッチングが出来たと思います。 ── 最後は三振でガッツポーズ。 野村:さっきインタビューで彼が「足が止まっても必ず前に進む」という話をしてましたけど、その通りでね。続けていってくれれば今日も結果を出しましたし、彼は必ずやってくれると思いますよ。 ── 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」(7日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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