ベテラン・新井貴浩 25年ぶり優勝への思い |
── 前半戦の最後、調子を上げてこられましたが、ご自身の今の状態は? 新井:昨年に比べて、暑くなっても体は動いています。ただ、今から梅雨が明けて夏本番になってくるので、そこでしっかりと踏ん張らないといけないと思っています。 新井はここまで打率リーグ3位の.325、ホームランも3年ぶりに二桁に乗せた。ホームランへのこだわりについて聞いてみると。 新井:自分の中では、ここ数年とは違う打球の伸び方をしているので、体調面もいいのかなという感じはしますね。 その個人の力があった上で繋がる打線。いまカープは本当に強いチーム状態だと新井は言う。 新井:やっぱり皆が「勝ちたい」「優勝したい」と思っているので、試合に出ている選手はもちろんですけど、試合に出ていない選手もベンチでたくさん声を出しています。 新井:小窪にしても、安部にしても、會澤にしても、皆が同じ方向を向いているというか。 新井:そこがやっぱり雰囲気がいいですし、またグッと勝ちを引き寄せる雰囲気になっていると思います。 新井のプロ野球人生でも経験のない優勝の2文字。25年ぶりの優勝に近づいている今でも、ベテラン・新井に浮ついた心はない。 新井:やっぱり、どうしても星勘定というのは気になってしまうので、残り試合が少なくなればなるほど、メディアの方も(カープを)取り上げてワーッとなりますから。 新井:でもそういうのは気にしない方が僕はいいと思います。今までと一緒で1試合1試合、積み重ねと思ってやる方が、間違いなくいいと思います。 ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第1部」(22日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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