テレビに映らない選手の素顔 「ピラミッドの頂点を狙え」 | |
── 土屋先生がいたから取材が出来た選手もたくさんいたと聞いていますが、そもそも取材というのはどのような形で始まるんですか? 土屋先生:平たく言うと、こういうことなんです。 土屋先生:「ピラミッドの頂点を狙え!」 ── コンパで言うところの…リーダーの女性をまず誘って、二次会、三次会に連れて行けという感じですか? 土屋先生が語る「ピラミッドの頂点」とは、一体どういう事なのか。 ── (取材を始めた)当時の頂点というのは誰なんです? 土屋先生:背番号で言うと、「1」(前田智徳)、「7」(野村謙二郎)、「9」(緒方孝市) ── 背番号「7」は誰なんです? 土屋先生:え!?「カープ道」結構されてますよね?肝を知らないんですね。 野球界はピラミッド 土屋先生:大下剛史さんという「鬼軍曹」と呼ばれたすごい方がいらっしゃるんですけど、その方をきっかけに野村謙二郎さんと食事をさせて頂いたんです。 土屋先生:その時まで僕は、野村さんに一言も口を聞いてもらえていませんでした。 土屋先生:野村さんは「今日は大下さんとの絡みで一緒にいるから、僕は君と話をするけども、あす球場で会っても話をしないよ」と。 ── (胸が)「ギュっ」てなりますね。 土屋先生:それはなぜかというと。 野村謙二郎:「それは君が僕達に対して答えるに値する質問を投げかけ続けないから。今まで一度でも聞きに来たことがあるか?」 土屋先生:そう野村さんに言われると…大ベテランの選手でしたし、質問しに行くのすら怖かったですから…おっしゃる通りです。 土屋先生:ベテランと言われる選手の話を聞いてこそ、その言葉に意味があるのだと。 土屋先生:そして、野球界というのはピラミッド構造。バリバリの体育会系ですから、その頂点を狙えば必然的に。 ── 頂点とされる選手に、きちんと質問を考えてアタックと。 ── でもピラミッドのさらに上に大下さんがいたってことですよね? 土屋先生:そうですね。 ── 広島ホームテレビ「カープ道」(22日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 | |
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安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
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