中崎翔太投手 重圧と向き合った今季 |
今季を振り返り 中崎:9月の頭ぐらいまで優勝争いをして、最後の方もCSをかけて戦いましたし、本当にみんな一生懸命やっていたので、その中でしっかりと結果がついてきてくれたのは良かったと思います。 中崎投手は、開幕当初に抑えだったヒース投手の不調に伴い、4月途中に抑えに抜擢されました。150キロを超える力強い速球を持ち味に29セーブをマーク。緊迫する場面で投げる重圧と向き合いながらマウンドに立ち続けました。 中崎:(抑えは)自分の力でつかんだポジションではないので、最初は多少なりとも、とまどいとかもありましたけど、与えられたポジションで結果を出そうという気持ちは徐々に強くなっていきました。 シーズン中は問題が見つかると、すぐに修正する努力を重ねました。 8月、9回に4点リードの場面で登板しますが、2ランホームランを含むヒット4本を打たれ、途中でマウンドを降りました。 中崎:球も悪かったですし、マウンドに立った時から、いつもと違うというか、ブレが生じていました。 試合後、投手コーチからの指摘を受けて、すぐに崩れたフォームについて繰り返し確認しました。 中崎:一緒に投球したビデオを見て、シャドー、ネットスローをやりました。 中崎:その前まではしっかりできていたことを意識して、フォームのブレだとかを修正しました。 中崎:あのまま帰っていても、次に繋がることは何もないので。 中崎:その後にしっかりと練習を手伝ってくださったのは大きかったのかなと思います。 翌日の試合では、きっちり無失点で抑えてセーブをマーク。その後も登板した17試合で全て無失点と、CS進出を争ったシーズン終盤にかけて、自信をつけていきました。 中崎:前半戦よりも終盤戦にかけて、まっすぐのスピードも上がってきましたし、しっかりと石原さんや會澤さんが構えたところに投げ込める率というのも、だいぶ上がってきていました。それがよかったのではないかと思います。 チームトップの69試合に登板した今シーズン。疲労を考慮された秋のキャンプでは投球練習は行わず、下半身を鍛えるメニューで汗を流しました。 来シーズンはさらに高い目標を自らに課し、チームを引っ張る決意です。 中崎:クローザーをやっているからには、やはり(防御率)0点台というか、そのチームで一番低い防御率というのが理想だと思います。 中崎:(今季の)春先はケガ人とかも多くて、僕も失点しても我慢して使ってもらっていましたが、次はそういったことはないと思いますし、これぐらいの結果で終わるわけにもいきません。 中崎:まだまだできると思いますし、しっかりともっと上を目指していけたらなと思いますね。 ── NHK総合・広島「お好みワイドひろしま」(11月30日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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