広島の星飛雄馬 渾身の魔球 (Page:1) |
── 最初の方は広島県にお住まいの○○○○さん。38歳・自営業の方からのご依頼です。 依頼者:私の同僚にリアル星飛雄馬がいます。藤田さんといって、自分で立てた掘っ立て小屋のような家に住み、日々、魔球の開発に励んでいます。 依頼者:そして、長い年月をかけて遂に魔球を完成させた藤田さんは「広島カープの選手にどうしても、この魔球を教えたい」と言って聞きません。 依頼者:大変、面倒だとは思うのですが、とりあえず話だけでも聞いてやって頂けないでしょうか?よろしくお願いします。 西田敏行:大丈夫ですか? 澤部:本当に日々魔球の開発に励んでいるということですから、その藤田さんの元に行って参りました。はたして魔球がどういったものなのか、こちらをご覧下さい。 藤田さんの元へ 澤部:さぁ、広島県福山市にやって参りました。依頼者の方に聞いた住所ですと、たぶんこのあたりだと…。 澤部:あれですかね。たぶん。掘っ立て小屋中の掘っ立て小屋ですね。 ドアをノック 澤部:こんちゃー。 澤部:ドアが開きましたけど…(苦笑)いないのかな。とりあえず靴下とジージャンはあるんですけど。 澤部:あ、こんにちは。 藤田:ありがとうございまーす。 澤部:ありがとうございます?ちょっと意味が…(笑)藤田さん!? 藤田:ハイ。そうです。 澤部:ちょっと待ってください。おいくつですか? 藤田:66歳です。 澤部:藤田さん、66…。思ってたのとだいぶ違う…。 澤部:星飛雄馬とか言ってたからお若いのかと思ったら、“一徹”寄りですね。 藤田:うまいですね。 澤部:藤田さん、どっか行かれてたんですか? 藤田:ちょっと散歩にね。 澤部:いつもヘルメットされてる? 藤田:ほとんど。これでパチンコもいくけんね! 澤部:頭を守るためですか? 藤田:このヘルメットには秘密があって…冗談、冗談はチ○ポコですんで(?) 澤部:ちょっと意味が分からないんですけど(苦笑) 家で話を伺う 藤田:入れるかな。せまいけえね。 澤部:ここに住んでおられる? 藤田:そうそう。ここしか住むとこないんで。 澤部:お一人で? 藤田:こんなので結婚できないよね。 澤部:趣味は? 藤田:やっぱり野球になるんじゃろうね。 澤部:野球はちっちゃい頃から? 藤田:20~30代から。なんとなしに投げたら面白いなって感じでね。 澤部:魔球の開発にはどれぐらいかかったんですか? 藤田:20年はかかったね。 澤部:普段の練習はどうしてるんです?どこで投げてるんですか? 藤田:バッティングセンター!みんなが空振りして溜まったボールを拾って、逆のほうに投げる。 澤部:それ許可もらってるんですか? 藤田:一応もらってる。 澤部:よく下りたな許可…。 藤田:一応、黙認してもらってるけどね。 澤部:黙認…(爆笑) 魔球について 藤田:口で言うても誰も信用してくれなかったけど、投げたらみんな信用してくれたね。 澤部:自信満々? 藤田:ありますよ! 20年かけて編み出した魔球とは? (続く) ── 朝日放送「探偵!ナイトスクープ」(7日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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