黒田博樹 復帰の真実 ~15の証言~ |
カープにとって黒田博樹とは 本部長:言い方はおかしいかも分かりませんけど「宝」ですし、ヒーローでしょうね。 本部長:この球団からメジャーのトップチームに入って、ローテーションを一人で守った投手ですから、やはり我々としてもファンとしても「広島の黒田」「カープの黒田」として自慢したい存在ですね。 本部長:そういった意味では本当のヒーロー。普通の人にはできない。ヒーローですよね。 メジャーリーグでスター選手となり、巨額の年俸を手にするようになった黒田。けして裕福とはいえないカープからは手の届かない存在になってしまっていた。 広島とニューヨークでは比べるまでもない。 しかし、カープの唯一の武器、誠意とも言えたのが背番号「15」 カープの15番は、いつ帰るとも、帰らぬともしれぬ黒田のために、ずっと大切にされていた。そして、きっとこれからも…。 本部長:私にとって15番というのは黒田博樹しか頭にありませんし、アメリカに挑戦する時に「いつでも帰ってきてほしい、15番は空けておくから」という言葉もかけてますから、意地でも空けておかないといけないという気持ちもありました。 本部長:この15番を誰かに使ったとしたら、彼が帰ってくる門を閉ざすことになるんで、それは絶対にするまいとは思っていました。 本部長:これは私が決めることではないですし、先のことですけど、やはり「15番」というのは…衣笠さんの3番にしても、山本浩二さんの8番にしても、やはり優勝する中で皆が頼ってきた番号ですから、彼の番号もそれに近いものはあると思います。 本部長:ですから、今どうのこうの決めることではありませんけど、やはり彼が帰ってきたことによってチームが優勝できれば、それはおのずとファンの人達も「カープにとって15番は誰だ」ということは、(黒田以外の)他の人は考えられないでしょうね。 ── RCCテレビ「黒田博樹 復帰の真実 ~15の証言~」(28日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
プロ野球・広島東洋カープに関連した情報等をお届けする個人ブログ。速報・話題・予想先発・2軍情報など