緒方孝市監督のインタビュー |
── 放送席、こちら緒方監督に一塁ベンチ裏にお越しいただきました。ここまで5回が終了しましたが、どのように見られていますか? 緒方監督:やはり黒田ですね。鳥肌が立つぐらい素晴らしいピッチングでしたね。これだけのたくさんのファンの前で、そしてオープン戦に初登板ということで、緊張だとか色んな力が入る中で、素晴らしい投球をしてくれました。 緒方監督:彼がアメリカに行ってどれだけの経験を積んだのか…という事をまざまざと見せつけられました。 ── ヤクルトが開幕カードの相手という事を考えても、嫌な印象を与えられたと思うのですが。 緒方監督:十分与えてくれたと思います。 ── その後の九里投手も、5回途中からマウンドに上がってピシャリと抑えましたね。 緒方監督:そうですね。黒田が投げ終わった後の微妙な雰囲気の中で、よく持ち味のピッチングをしてくれたと思います。 ── 一方の野手についてはいかがでしょう。 緒方監督:昨日の石川投手、今日の杉浦投手ですか、開幕カードであたる投手と予想されてるんでね、打者の方は、もうちょっと相手投手に嫌なイメージを与えられるぐらいの打撃内容を見せてほしかったんですけど。 緒方監督:まぁ、まだ菊池と丸のエンジンがかかってない状態で、昨年の反省も踏まえて「彼らが活躍しないと点数が入らない打線」にはしたくないんでね。他の打者のふんばりを期待したいところです。 ── これから様々な内容が見られると思いますが、どのように仕上げていきましょう。 緒方監督:あっという間に開幕すると思うんで、ここからはしっかりとピッチングスタッフの中継ぎ、そして抑えに行く投手の仕上がり。そして野手であれば、しっかり打線を考えていきたいので、1番打者、クリンナップの後ろのところ、そこをしっかり見極めていきたいと思います。 ── ここで放送席、笘篠さんと山内さんからの質問はありますか? 笘篠:監督ー笘篠ですー。 緒方監督:お疲れ様です。 笘篠:1番打者、いろいろ試しておられますけど今のところの一番候補は? 緒方監督:今日の1番、田中というのは自分の中で大きく頭の中にある選手です。 緒方監督:もちろん鈴木誠也、野間という若い選手もいるんですけど、鈴木誠也の打撃というのはランナーを置いたところでの勝負強さというのが、彼の打撃からは見れるところがあるんで、トップよりはランナーを置いた場面、クリンナップのちょっと後ろぐらいに考えています。 緒方監督:なので今はトップバッターは田中広輔で行こうかなという思いが少し強いです。 笘篠:追い込まれてからもファールで逃げたり、粘り強さという部分では田中の方が。 緒方監督:そうですね。 ── 緒方監督でした。ありがとうございました。 ── テレビ新広島「プロ野球中継」(8日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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