日南秋季キャンプ 練習の成果は着々と… |
今月1日から始まった秋季キャンプも残り5日となりました。最終クール初日の今日はあいにくの雨スタート。 堂林選手の爽やかな挨拶で始まった練習は、当初予定されていたメニューが変更され雨天メニュー。 野手陣は石井コーチの徹底指導によるスローイングをテーマとした練習に臨みますが、どの選手も30分も経たないうちに表情が険しくなっていきます。 一見、地味に見える反復練習。今キャンプでこの成果を感じている選手の一人が内野手用のグラブを手にする松山選手です。 体のキレやスピード感を高めるために内野の練習も多く重ねてきましたが、効果は徐々に現れているようです。 ── だいぶスリムになられましたか? 松山:4キロ痩せましたよ。キツイっす。 そしてブルペンも熱気に満ち溢れていました。 11人中9人がブルペン入りする中、熱のこもったピッチングを見せていたのが、ルーキーの九里亜蓮投手。 キャンプ初日から休まずブルペン入りする右腕は、フェニックス・リーグから取り組んでいる新フォームを確認しながら、打席にバッターを立たせるなど実戦も意識し、131球を投げ込みました。 九里:このクールで紅白戦があるので、そこでしっかり投げれるように、少しずつフォームも体に染みついてきてると思うので、しっかり最後のクールですけど、やっていきたいと思います。 そして緒方監督を始め、大勢のコーチ陣の熱い視線が注がれたのが新加入の佐藤祥万投手です。 現在、コーチ陣のアドバイスを受けながら、体を大きく使って投げていた今までのフォームから、コンパクトに投げるフォームへと改造中。貴重な中継ぎ要員として期待のサウスポーは、新天地で日々着実に成長を遂げています。 佐藤祥万:(合流してから)1クール終わったんで、だいぶ慣れてきて流れも分かってきたので、今度はコミュニケーションとかとって、色んな方と話せればと。 午後からは天候が徐々に回復。守備練習では緒方監督自らノックバットを手にするなど、残り5日となったキャンプに追い込みをかけます。 そして全体練習終了後に行われた課題練習では、スイッチヒッター挑戦中の上本選手が両サイドのネットに連続で打ち込むなど充実の練習が続いていました。 ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第2部」(17日放送)より |
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