二軍も首位をキープしています。去年のドラフト1位・高橋選手など若鯉も急成長。内田監督に聞きました(コーナー冒頭より) |
ウエスタンリーグで首位を快走中のカープ二軍。指導者のキャリア30年、ベテラン二軍監督・内田順三がチームに勝利への気持ちを植えつけます。 内田監督:僕らがトレードで来た時から、ユニフォームを赤にしたのは何でかといったら、「やはり燃える赤」ということで。 内田監督:カープのチームカラーは青ですからね。それを赤にしてるということは赤ヘル軍団ということは、これはだからファームの方から熱いメッセージを送って…。(原文ママ)
《現在、ウエスタンリーグホームラン王の高橋大樹》 《走攻守の三拍子で一軍経験もある鈴木誠也》 《ガッツ溢れるパワーヒッター・美間優槻》 いずれも高卒2年目の3人です。 チームの方針は「長所を伸ばす」こと。多少の荒さには目をつぶり、高橋には持ち前の豪快なフルスイングを要求。その魅力を最大限に引き出しています。 内田監督:はなから、そんなに丸く角を取る事はないから。時間はたくさんあるんだから。ゲームにたくさん出れるんだから。 若手の成長には経験が一番。野手には複数のポジションを経験させ、より多くの打席に立たせようとプランニングしています。 内田監督:第一の強化選手は鈴木であり、今年は高橋にしても300以上の打席に立たせようと思っています。ただ、美間は内野が多いから200ぐらい。 そして、内田二軍監督がもっともこだわるのが試合の勝利。二軍だからといって、負けていいということはない。一戦一戦の勝利への道のりこそが選手の成長に繋がるのです。 内田監督:一球一打を大事にして、今日はお客さんがたくさん入ってるんですけど、少ない時でも、修羅場の中で結果を出すことが自信に繋がる。チビらないというか、自分の色を出せるような選手になればいいんじゃないかなと僕は思う。 先発投手陣では今井や福井など一軍経験者が、必ずしも球数に制限されず長いイニングを投げる事で、自らのスタイルを体に染み込ませます。 また右のセットアッパー候補、今村はフォームの修正と共に自信を取り戻し、ストレートの球速も149キロまで戻ってきました。 将来のカープを担う選手を大きく育て、一軍経験組も高いレベルで調整させる。育成と勝敗を両立させ、快進撃のカープ二軍は、一軍の23年ぶりのV奪回を強力にサポートしています。 内田監督:チーム力はすごく上がってきています。特にファームもそうだし、一軍も若い選手が活躍している。今まで(二軍にいた)選手がレギュラーになっている。そうするとやっぱり若い選手も(一軍を)近くに感じていると思います。 ── RCCテレビ「RCCニュース6」(21日放送)より |
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