首位カープを支える! 篠田純平の進化とは? |
── 2勝目おめでとうございます。 篠田:ありがとうございます。 ── 2つ勝ちがついて、純粋に気持ち的なものはいかがですか? 篠田:嬉しいですよ。昨日だと特に。 昨日とは4月25日の巨人戦。6回と1/3を投げて3失点に抑え、2勝目を挙げた試合だ。 篠田:立ち上がりから自分のリズムで投げれたんじゃないかと。 坂本への1球目。今年から目指すゆったりと足を上げる新フォームで投げられたという。2年前と比べるとフォームの違いは明らかだ。 篠田:勇気はいるが、ブルペンから調整して、いざマウンドに立った時にしっかりできるように。 結果、坂本を3球目でセカンドゴロ。片岡も3球目をショートゴロ。アンダーソンは139キロのストレートで空振り三振に仕留め、わずか11球で三者凡退に打ち取った。 去年4月、ヒザのケガから復活して、1度だけ登板したことがあった。豪腕のイメージから緩急をつけたスタイルに変えたが、10安打を打たれて7失点。簡単に結果は出なかった。 篠田:なかなかうまい方向にいかなかったんで。光が見えてませんでした。 去年のオフに再起をかけた篠田は、一からフォームの改造に取り組んでいた。 篠田:オフから覚悟して練習して、二軍スタートでキャンプを向かえて…。 成果はすぐに現れた。日南キャンプ終盤に一軍に合流できたのだ。その進化したフォームとは。 フォームの改造ポイント 1:ゆったりと足を上げ 2:捕手に対してまっすぐのラインで踏み込む 3:投げる左腕をより顔の近くを通す 29歳にして、ストレートの球速が130キロ台半ばから140キロ台へとアップした。激しい競争の中で、紅白戦でも結果を出し、もうマイナーチェンジとは言わせない。これは大きな進化だ。 篠田:ずっと続けてきたことができたのかなと。継続してやっていきたいと思います。 そして、ついに一軍キップを勝ち取った。篠田の開幕ゲームはDeNA戦。勝ち負けは付かなかったが快調に飛ばし、球速の増したストレートで二者連続三振に打ち取るなど、7回を投げて3安打1失点と上々の滑り出しとなった。 篠田:結果オーライのアウトはもういらない。確実に良くなってるんで、あとはしっかりとコースに投げて打者をどう打ち取るか。1球1球に理由を持って投げるようにはしてます。 先週の巨人戦、3回に3点を取られたものの、4回以降は立ち直った。6回には阿部を併殺に打ち取り2勝目を挙げた。背番号14は譲っても、篠田は逆に輝き始めたのだ。 Q.手応えは? 篠田:去年、おととしに比べてあるし、競争心を持って1戦1戦大切に挑んで行きたいと思います。 ── RCCテレビ「RCCニュース6」(2日放送)より |
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