| カープに聞いてコイ！ 會澤翼選手 |
■ ファンからの質問に答えるコーナー 質問：今季、選手会長に就任されましたが、気持ちの上で変化はありますか？チームが3連覇をしたら実現したい事はありますか？  會澤：（気持ちの変化は）特にないですね。昨年も副会長をやらせて頂いていたので、そういった意味では、あまり気持ち的には変えずにやっています。   ── 行事などもシーズン前にはありましたが。 會澤：そうですね。人前で話をする事が多くなりました。緊張するのはそこだけですかね（笑）  ── 緊張されますか？ 會澤：やっぱり緊張しますね。 ── 3連覇をしたら何をされたいですか？ 會澤：これというものはないんですけど、やっぱりみんなで喜び合いたいという気持ちです。2連覇しまして、ビールかけだったり、そこに向かって一戦一戦頑張るだけです。  質問：来年も護摩行に行きますか？  會澤：ハイ。行きます（即答）  會澤：「また今年1年が始まるんだ」と気が引き締まりますし、ケガをしないという気持ちを出すというか。   會澤：一番は気持ちがグッと引き締まって、「また始まるんだ」というところです。  ── 見るだけで厳しそうですが、始まる前はどのような心境なんですか？ 會澤：怖いです。本当に怖いです。本当に逃げ出したいと思うんですけど、それに立ち向かっていくという気持ちが、野球にも絶対に出てくると思うので。   會澤：しんどい時にもう一歩踏み出せる、そういう気持ちを養えるというか。  會澤：だから僕は行って良かったなと思います。  質問：4月で30歳になられますが、20代を自己採点すると何点ですか？  會澤：まぁ、まだまだなんで半分ぐらいじゃないですか。50点ぐらいで。  會澤：苦しいことの方が多かったですし、苦しいことが本当に経験になっています。糧になっているというか。   會澤：これはいい経験をしているんだなと思って、今もやっています。 幼少時代について 會澤：わんぱくだったと思いますね。  會澤：あまり家にはいなかったです。外で遊んでばかりいることが多かったかなと。  ── やはり野球ですか？ 會澤：野球をしてましたね。一人の時でも壁当てばかり。野球は大好きだったんでしょう。 會澤：小学校3年生でソフトボールを始めて、そこから軟式（野球）にうつりました。 ── その時から捕手？ 會澤：ずっと捕手です。  ── なぜ捕手だったんですか？ 會澤：誰もやる人がいなかったというのが始まりですね。  ── 小学生の時に捕手。心境的にはどうだったんですか？ 會澤：なんとも思わなかったですね。「はい」ぐらいです。 會澤：「じゃあ、やるか」みたいな感じで、そこから野球＝捕手という感じですね。  ベテラン投手と若手投手相手でのリードの違い、リードする上で一番心がけている部分  會澤：ベテラン投手になってくると場数が違いますし、投げてきた回数も全然違いますし。  會澤：若手に関しては、その日のいいボール。それをどんどん投げ込むように。  會澤：あとは気持ち的な部分で、ハッパをかけるというか、マウンドに上がっているのは1人しかいないんでね。  會澤：エースくらいの気持ちで投げてこいと。お前が投げなきゃゲームは始まらないと。  會澤：投手というのは主役であって、輝いてほしいと僕は思っています。  捕手の魅力 會澤：しんどいことの方が多いですけど、少しのちょっとした喜びを感じながらできるポジションだと思います。  ── その喜びとは。 會澤：勝った時です。勝っても反省なんですけどね。捕手は…（笑）  ── 完璧だという試合は？ 會澤：ないです。  ── それは楽しいんですか？ 會澤：勝ったという喜びを味わえることが楽しいです。 會澤：優勝したときの喜びかな。苦労して優勝できたっていう。 今シーズンの意気込み 會澤：まだ始まったばかりですけど、一戦一戦、気を引き締めて、みんなの力で戦っていきたいと思います。  ── NHK広島放送局「お好みワイドひろしま」（11日放送）より |
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