| アドゥワ 今季初1軍登板で見せた強気の4球 |
先週水曜、中継ぎとして今年初のマウンドに上がったアドゥワ誠。  4回までに3得点を挙げていたスワローズ打線の勢いを止め、2イニングを無失点に抑えます。  アドゥワ：あれ以上は失点できない場面でしたし、流れを引き寄せるためにも、とりあえずなんとかゼロで抑えたかったので。   プロ2年目の去年、4月に1軍デビューを果たすと、53試合に登板してリーグ3連覇に大きく貢献しました。  さらなる飛躍へ。今年は佐々岡コーチの掲げた先発10人構想の中の1人として名前が上がりましたが、結果は開幕2軍スタートでした。   アドゥワ：悔しさというより「先発としてやる」と今年は言われていたので、その準備をしっかりしようと思っていました。   2軍戦では4試合に先発し、防御率は1点台。確かな手応えを感じていました。  アドゥワ：（先発は）試合を作らないといけないので、そのなかでも攻めていく投球というか、内角を使って的を絞らせない投球をしてきました。    4月10日、今年初めての1軍マウンド。2軍で積んだ経験が実を結びます。 同点の6回、一塁にランナーを置いて迎えたのはバレンティン。 1球目は外角のストレート。  2球目は外れますが、3球目は内角へのストレート。3球連続でストレートを投じます。  アドゥワ：去年まではそんなに内角には投げ切っていなかったんですけど、アツ（會澤）さんも内角に真っすぐサインを出してくれて、強気に攻めるというか、インコースへしっかり。    そして4球目は内角へ。4球連続強気のストレート。見逃し三振に抑えました。 アドゥワ：昨年だと逃げて（変化球で）引っかけたりしていたんですけど、しっかり（強気で）入っていけるようになったので。   アドゥワ：自信まではいかないですけど、これからも続けて、他の打者にも投げられたら自信になると思うので。   攻めの姿勢も備わったアドゥワ。厳しい戦いをしいられているチームの救世主になれるのか。期待がかかります。  アドゥワ：先発になったとしても、それはそれでチームに貢献したいですし、どの立場でもゼロに抑えることが最低限の仕事なので。  アドゥワ：それを続けて、少しでも勝ちに貢献できればと思います。  ── 広島テレビ「進め！スポーツ元気丸」（14日放送）より |
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