| ヒーローインタビュー全文 《秋山翔吾》 |
── 放送席、放送席、そしてスタンドの皆様、ヒーローインタビューです！ ── 今日のヒーローはもちろんこの人。逆転サヨナラ2ランホームラン、秋山翔吾選手です！ナイスバッティングでした！ 秋山：ありがとうございます。 ── それにしてもあの場面、土壇場で大きな仕事をされましたね。 秋山：そうですね、前のイニングからピッチャーが本当にしっかり抑えてくれて、最後は2アウトから堂林がしっかり四球を取ってくれたので、いい形になってよかったです。 ── 諦めない球場のムードも伝わっていたとは思うんですが、2アウトから堂林選手が四球を選びました。どのような気持ちで打席に入られたんでしょうか。 秋山：いや、一人で決めるとは全然思っていなかったんですけど、とにかく思い切って、もうアウトになっても仕方がないと思って。それを表現できたかなと思います ── そして、打球がスタンドインしました。あの時のお気持ち、秋山さんいかがだったのでしょうか。 秋山：レフトも下がっていたんで「もう取らないでくれ」と。でも入って、皆さんの歓声が聞こえて、ホームランだとわかりました。 ── その後、スタンドの盛り上がりも相当だったんですが、ナインの祝福、そしてベンチに下がった後、どんなお祝い、どんな光景が広がっていたんでしょうか。 秋山：戸根が僕のこと持ち上げ続けるんで、ちょっと地に足ついてなかったんですけど、（戸根が）前のイニングをしっかり抑えてくれたんで、良かったなと思います。 ── しかし、昨日今日と接戦で、しかもこの雨の中、本当に粘り強い戦いが続いていますが、チームの雰囲気をどう見ていらっしゃいますか。 秋山：いや、まずは昨日の悪天候の中、こうやって試合が出来る環境を作ってくれたグランドキーパーの方のおかげで、今日皆さんが見に来れているんで、よかったと思います。 ── さあ、チームの流れもどんどん良くなってきました。最後まで諦めなかったファンの皆さんに、最後、秋山さんから一言お願いします。 秋山：本当に苦しい試合もいっぱいありますけど、こっちに来てから、たくさん……………ちょっと待ってください（笑） （お立ち台の裏にバケツを持った西川龍馬選手と坂倉将吾選手らが出現） 秋山：なんか、後ろからコンコンって、なんかわかんないですけど、皆さんのざわつきが、テレビで見たことあるやつなんですけど。 ── 秋山さん、お言葉ですが…広島では普通の光景。 秋山：あ、そうですか。はい（笑） 秋山：とにかくホームで勝ててるっていうので、皆さんに喜んでいただいてると思うんで、それを続けられるように。 秋山：34歳、これで締めくくったんで、明日からまた新しい35歳という年を、いい1日から1年間にしたいと思います。応援よろしくお願いします。 ── ありがとうございました。今日のヒーローは、秋山翔吾選手でした！ （秋山選手、水をかけられる） ── 文字起こし「安芸の者がゆく」 |
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