解説 《黒田博樹&野村謙二郎》 |
6回表、林晃汰が好守 ノムケン:上手に捕りましたね。難しい打球ですよ。 黒田:見た目はそんなに(守備が)上手そうではないですけど、随所に好プレーがありますね。僕は結構好きなタイプの野手。「なんとかアウトにする」という気持ちが出ている。 6回裏、鈴木誠也がサード強襲の同点打 ノムケン:すごい打球。誠也の気持ちも楽になったでしょうね。もしかしたら打席では手が震えていたかもしれない。それだけプレッシャーがかかっていたと思います。 ノムケン:4番として期待されていて、併殺を打つわけにはいかないとかいろいろな事を考えながら打席に入っていて結果を出す。武者震いするような一打だったと思いますね。 ノムケン:僕は4番を打ったことはないですけど、打てなかったらその試合の責任を全てかぶるぐらいの気持ちでやっていると思うので。それが4番の重責。 7回、フルカウントからレフト前ヒットを放った野間峻祥(3安打目) ノムケン:(バットを)内側から出して、脇を絞って、バットが遠回りしていない。左のヒジがすごく上手く出ている。非常に良い打ち方。 黒田:状態が良くない時は、フルカウントだとカットしていって四球を選んででも塁に出るという気持ちが強かったと思うんですけど、今は勝負しにいっているというか、メンタルの部分でも変わってきたのではないかなと。 黒田:今までは「結果を出さないといけない」というプレッシャーと戦っていた部分もあると思うんですけど、数字がしっかりついてきているので、攻撃的なバッティングが出来てきているのかなと思いますね。 栗林について 黒田:全ての球種が良いんですけど、その中でもフォークボール。しっかり抜けながらしっかり落ちるというか、バッターからするとボールもこないし、消えるし、一番厄介なボールでは。 ノムケン:フォークボールが良いピッチャーとして代表されるのが大魔神・佐々木主浩投手ですけど、僕は「なんでアレを振るの」とよく言われました。それだけ落ちが良いんですよ。 ノムケン:抜けていて早いので、ストレートと間違えやすい。バッターからは消えているように見えると思いますね。 ── J SPORTS 1「プロ野球2021」(20日放送)より |
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