【速報】── オリックスの先発は、日本を代表する投手である山本由伸。その由伸の今季の被打率は、右打者が.319、左打者が.169。
右打者に打たれているというデータの由伸に対し、広島のスタメンは1番の菊池涼介以外は全員が左打者という布陣。マクブルームは絶不調、残る右打者は上本・堂林・磯村・會澤の4人しかいないというチーム状況から、首脳陣は期待の左打者陣に賭けたものとみられる。
結果、4回には西川がヒットでの出塁から盗塁成功で得点圏のチャンスを作るも無得点。7回には秋山のヒットから松山という場面も3ボールから打ち上げと、チャンスを生かせなかった。
一方、先発の大瀬良は、立ち上がりから素晴らしいピッチングを見せていたが、5回に記録的には大瀬良の暴投ではあるものの、本質的には坂倉のパスボールで1点を失い、さらに犠牲フライを打たれて計2失点。
優勝を目指すのであれば、由伸レベルの投手であろうと少ないチャンスから点を取っていかないといけない中、左打者中心の打線は繋がらず、さらに右打者不足の深刻さも露呈した一戦となり、試合は0-4で広島が敗れた。
スコアプレー |
5回裏 【オリ】
| 茶野の打席、大瀬良が暴投。その間に三塁ランナーがホームイン。当初は坂倉のパスボールという記録だったが訂正された(オリックス1-0広島)【投手:大瀬良大地】 ▼ [8]茶野篤政:レフトへの犠牲フライ(オリックス2-0広島)【投手:大瀬良大地】
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8回裏 【オリ】 | [3]中川圭太:ライトへの2点タイムリー二塁打(オリックス4-0広島)【投手:中崎翔太】 |
試合結果 | オリックス4-0広島 |
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