カープの試合を見ながら… 打線同様に燃え上がる恋 |
4月30日、ちょっと変わったイベントが“ある場所”で開かれました。 独身の男女が出会いを求める婚活パーティ。その婚活パーティが、マツダスタジアムのラグジュアリーフロアで開催されたのです。 彼女いない歴2年の深井さんは、婚活パーティに参加するのは初めてだといいます。 深井さん:カープが大好きですし、こういうイベントが開かれていることを知って、そういう繋がりができたらいいかなと思って参加してみました。 ── 好きなタイプは? 深井さん:笑顔がいい子。 このパーティは去年から始まった広島県の結婚支援「こいのわプロジェクト」の一環で、「こいのわカフェ」として先月から毎週開かれています。 初のマツダスタジアム開催となった30日は、定員が男女20名ずつでしたが、倍以上の応募数がありました。 自己紹介も終わり、試合開始と同時にトークタイムが開始。 深井さん:好きな選手とかいますか? 女性:鈴木誠也ってわかります? 深井さん:あれは絶対に主力選手になるはずです! 深井さん、カープ歴30年の知識を生かして鈴木誠也好きのカープ女子にグイグイとアプローチ。 そして、回が終わるごとにカープ芸人・ギース尾関さんの仕切りで、席替えタイムが行われます。 深井さん:まずまずという感じですか。とりあえず盛り上がっていければいいかなと思います。自己紹介の中では15番の方がいいかなと。 しかし、気になる女性になかなか上手く近づけません。 それどころか、婚活そっちのけで試合に熱中してしまっている様子。 そんな深井さんにチャンスが訪れたのは3回。カープ芸人のアシストで見事、憧れの15番の女性の隣をゲット。 女性:あれはどなたでしょう。今マウンドに立っているのは? 深井さん:あれは黒田さん。20億のオファーを断って、4億でカープに帰ってきてくれた男気のある人です。 でました。得意のカープトーク。いい感じの雰囲気で、この回を終えました。 試合は黒田投手が好投し、打線が爆発。 試合終了後のマッチングタイムでは、参加者が気になる人の番号を書き込んだカードを県職員が集計。カープ芸人の尾関さんから結果が発表されます。 ギース尾関:全部で9組のカップルが成立しております。 次々とカップルが誕生していく中、深井さんは自分の番号の19番がいつ呼ばれるか緊張の面持ち。そして…。 ギース尾関:それでは最後になります。男性12番の方! 深井さん:まぁ、しょうがないです。こればっかりは。盛り上がったりはしたので。 深井さん:楽しめたからいいかなと思います。またこういった機会があれば参加してみたいなと。 結果は残念な結果となってしまいましたが、今回成立した9組という数は、普段の1.5倍ほどの成立数だといいます。 県子育て少子化対策課:今回は好きなものが同じということで、気持ちも寄り添いやすかったんだろうなと思っています。結婚に繋がっていただけるとすごくうれしいです。 カップルになった二人(男性):カープの話とかで、話が盛り上がりました。 カップルになった二人(女性):面白いなと思いました。楽しかったです。 カップルになった二人(男性):結婚できるように頑張ります! カップルになった二人(女性):(爆笑) ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第2部」(2日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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