| 瀬戸内出身～東京ガス・山岡泰輔 ドラフト上位指名候補は今… |
山岡：「待ってろ」っていう気持ちもありますね。  東京ガス・山岡泰輔（20歳） 身長172ｃｍと小柄ながらも、今年のプロ野球ドラフトの目玉として、注目を集めている。  あの夏を沸かせた二人のヒーロー。チームを甲子園に導いた瀬戸内・山岡泰輔と、笑顔で散った広島新庄・田口麗斗。     一足先にプロの世界に進んだ田口の存在が、山岡を一回りも二回りも大きく成長させていた。  山岡：初先発も見に行きましたし、プロで投げているというのはかなり刺激になるので。自分自身、高校時代からの一番のライバルと思っているというのもありますし、絶対負けたくない相手として思い浮かびます。     山岡：しっかり追い抜けるように頑張っていきたいなとは思います。  唯一無二ともいえるライバル・田口を超えるためにも、いま社会人野球で、山岡が磨いているものがある。それは投手としての原点とも言えるボール。  山岡：誰もが空振りするようなストレートが自分の中では理想です。前田投手のストレートというのが僕の中で理想ですし、最高のストレートはあそこだと思っているので、そこに近づけるように。   世界に羽ばたく広島のエースを理想に掲げる小さなエース。   そんな山岡に対して、少し気の早い質問をしてみると…。 ── 前田健太投手がメジャーリーグに行く事が決まっていて、そこを山岡投手が担っていくことも、もしかしたら考えられる？ 山岡：そうなれば嬉しいですけど。  ── というのはカープに入って？ 山岡：そこまで言える立場ではないので、まだ言えないですけど。「広島で待ってる」と言ってくれる人もたくさんいるので、もう一度、マツダスタジアムのマウンドに立ちたいというのはありますね。    そして、もう一人、山岡のプロ入りを願う人物が意外なところに！  横山弘樹：同じ東京にいたんで、都市対抗に出た時に、補強の選手として東京ガスに行ったんですけど、その時から仲良くなって。  横山弘樹：かわいがってる弟みたいに思ってます。今年の結果次第でどうなるか分からないですけど、見守っていきたいですし、応援したいと思います。  横山弘樹：一緒に野球ができたらなと思うので、すごく頑張ってほしいですね。 いよいよ今年は勝負の1年。山岡泰輔という名を一層輝かせるためにも決意を新たに臨む。  山岡：自分の夢というのが、すぐそこまで来ているので、そこを目指して今年1年、社会人3年目で頑張っていきたいと思います。   ── 広島ホームテレビ「勝ちグセ。サンデー『恋すぽ』」（31日放送）より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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