ドジャース・前田健太 誕生 |
前田健太:(英語で)広島東洋カープから来ました前田健太です。ドジャースに入団できて、とても光栄です。 異例の契約内容 ついにドジャースへの正式入団が決まった前田健太。報じられた契約内容は8年総額2500万ドル+出来高払い。日本円にしておよそ29億円。1年あたり3億7500万というものでした。 2014年にヤンキースと契約した田中将大は、7年総額1億5500万ドル。当時のレートで161億円の大型契約だったことを考えると、かなり評価が低く見えます。 メジャーリーグ評論家の福島良一さんは「日本人投手の現状が、この契約に反映されている」と語ります。 福島さん:近年、ダルビッシュ投手にしても、田中投手にしても、実力的には十分に評価できるんですけど、必ずといっていいぐらい、シーズン中に肘を痛めたりとか、故障によって戦線離脱するケースが多いんです。 福島さん:球団側としてはリスクの潜む投資を避けたいというのが本音でありまして、それが(前田投手の)基本給を極力抑えて、出来高払いを手厚くしたという異例の形になったと思いますね。 注目は出来高払い。前田の契約には基本年俸に加えて、実績に応じて支払われる出来高が1000万~1200万ドル。日本円にして12億~14億3000万円と1年あたりの年俸を大きく上回る額が設定されているのです。 さらに福島さんは特筆すべき点として8年という契約年数の長さを挙げました。 福島さん:実際、メジャーリーグで投手が長期契約を結ぶというケースはほとんどないんですよ。それ(8年契約)は前田投手を高く評価している表れだと思いますね。 福島さん:ドジャースというのは、今までにも野茂投手をはじめ、多くの日本人選手を受け入れてきている実績がありまして、日本人選手の受け入れ態勢も十分整っています。 福島さん:前田投手の実力であれば毎年二桁勝利を挙げる力はあると思いますね。 今年、マエケンはメジャーでどんな活躍を見せてくれるんでしょうか。 (再び会見の模様へ) 前田健太:今回、自分の契約内容に関して、様々な憶測を呼んでいますが、一部報道にあった通り、身体検査においてイレギュラーな点がありました。 前田健太:そうした状況の中でドジャースには長期に渡って保障をしてもらい、最大限の評価をして頂いたと思います。自分自身、ドジャースの一員として、長きに渡って、このチームで頑張っていくという決意をしました。 (スタジオへ) ── TBSテレビ「あさチャン!」(8日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
安芸の者がゆく@カープ情報ブログ
プロ野球・広島東洋カープに関連した情報等をお届けする個人ブログ。速報・話題・予想先発・2軍情報など