“先発で再びマウンドに” 大瀬良大地投手 |
2年目のシーズンを終えた大瀬良投手。秋のキャンプでは体作り中心のメニューで汗を流しています。 大瀬良:しっかりストレッチ、強化というところから始めて、後は体幹、ランニング、足腰をしっかり走って鍛えてという基礎的なところもやっています。 大瀬良投手、このキャンプでは投球練習を一切行わない予定です。チームで2番目に多い51試合に登板した為、疲労を考慮した首脳陣の判断からです。 大瀬良:実際、みんなが投げている姿を見ると、早く投げたいなという思いも強くなっているんですけど、いまは我慢して、しっかり体を休めてメンテナンスをすることが第1優先と思って、しっかり我慢してやっていきたいなと思います。 去年、新人王を獲得した大瀬良投手は、今シーズンも先発ローテーションを担うことが期待されました。ところが投手戦となった試合で、勝ち星に恵まれません。開幕から1勝6敗と大きく負けが先行。チーム事情もあり、6月からリリーフに役割が変わりました。 大瀬良:去年は1年間、先発ローテーションの一員として回させてもらいましたが、今年に関しては途中で中継ぎに回って、「ローテーションを外れてしまった」と僕は思って、すごく自分の中では悔しい思いがありました。 リリーフでは毎試合緊迫した場面での登板。これまで経験したことのない重圧を感じていました。 それでも7月から8月にかけて9試合連続で無失点に抑えるなど、夏場は抜群のピッチングを見せました。 大瀬良:とにかく一つ一つのボールの精度が良かったのかなと。それで自信を持ってボールを投げられたので、結果もついてきてくれたのかなと思います。 大瀬良:抑えられて良かった。抑えられて良かったという一日一日の繰り返しだったんですけど、中継ぎに入った当初に比べれば、気持ち的にも余裕を持ってマウンドに上がれた時期だったと思います。 CS進出をかけた最終盤は精彩を欠きました。9月8日のDeNA戦は1点リードした8回からのマウンド。集中打を浴び、3失点。 リードを守れず交代を命じられた時には、ベンチの方向にボールを投げつけました。不甲斐ないピッチングに我慢が出来なかったのです。 大瀬良:後悔してます(笑)やらなきゃ良かったなと思いましたけど、やっぱりその時は悔しくて、もう無意識にやってしまいました。 大瀬良:正直なところ、全体的に自信というか、8月にすごく調子が良かった時に比べると、まっすぐも走っているとは感じませんでしたし。思っているよりも力を出してしまっていて。 大瀬良:体が最後はやっぱりバテていたのかなというところもありました。 大瀬良:最後のほうは打たれる試合がすごく多く、なんとか次の試合で取り返さないといけないなという気持ちの中で、毎日を過ごしていたので、やっぱり余裕というのはなかったのかもしれないです。 来シーズンは先発に戻りたいと考える大瀬良投手。 CSに行くことの出来なかった悔しさはマウンドでしか晴らせない。来シーズンは年間を通して安定した結果を残し、存在感のある投手になりたいと今から静かに意気込んでいます。 大瀬良:来年こそはしっかり先発で、1年間ローテーションの軸になって、大事な時にチームを支えられるような投手になりたいと強く思っているので、いろんなところで先発をやりたいと言っています。 大瀬良:数字はまだまだ分からない部分もありますが、しっかり先発としてチームの柱になれるように精いっぱいがんばっていきたいと思います。 ── NHK総合・広島「お好みワイドひろしま」(11日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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