福井優也 試合を作る意識 《後編》 | |
今年、躍進を遂げた5年目の右腕・福井優也。 しかし、8月に9勝目を挙げ、自身初の二桁勝利にあと1勝と迫ってから「試合を作る」という意識が崩れてしまいました。 福井:(9勝目以降は)開幕当初と同じ気持ちではなかったと思います。 福井:試合を作るという気持ちは頭に置いてやってましたけど、勝ちたい気持ちが邪魔をしていたというか。 福井:試合を作ること以上に勝ちたい気持ちが勝っちゃって。 そこから5試合、福井に白星は付かず、二桁勝利はお預けとなりました。 ただ、そこから彼は先発投手として大事な事を学びました。 勝てない中で得た事は? 福井:あまり欲を出しすぎるとダメというか。結局、先発は試合を作って、我慢する事で勝ちが付くと思うので。 だからこそ この秋、福井は投球フォームではなく、球種でもなく、地道な練習に時間を割いています。 2016年シーズンに向けての課題 福井:ピッチングに関しては今年、手応えがあったというか、あまり変えるところはないと思います。バント、守備であったりとか、投内連携などを真剣に取り組んで、自信を持って出来るようにしたいと思います。 9勝6敗、防御率3.56。それだけではありません。去年より大幅にアップしたクオリティ・スタート(6回3失点以内)成功率61.9%。この数字を高めることが勝利を挙げるポイントだと、彼は今シーズンから感じ取ったのです。 ── RCCテレビ「Eタウン・SPORTS」(31日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし | |
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