新井選手 8年前の”残留旗” きょうファンの元に ~躍進の裏にファンとの絆~ |
熾烈を極める優勝争い。シーズン終盤の5連勝で勢いに乗るカープ。 今日ある”もの”がファンの元に届けられた。 私設応援団・新藤会長:新井選手の実家のほうに保管してくださってたみたいで、本人から「返還したい」と。 新藤会長:感慨深いものがあるよね。涙の会見をして最終的には出て行ったんじゃけど…。 2007年、カープの主砲はFA権を行使して阪神へ移籍。 ファンは残留を願うメッセージを一枚の旗に寄せて新井選手に届けた。 それから8年、再び広島に帰ってきたカープの主砲は8年前のファンの思いを忘れてはいなかった。 実家にずっと保管していたというあの旗を、きょう自らの手でファンの元へ返したのだ。 新藤会長:(新井選手は)「皆さんの熱い思いをずっと自分の胸にしまっていた」「こんなタイミングが訪れるとは思わなかった」(と言っていた) 思いを寄せた旗といえば…。今年メジャーから復帰したこの人。黒田投手も今年1月、ファンのメッセージが入った応援旗を返還。ファンはその気持ちに応え、開幕戦でその旗を掲げた。 新井選手も復帰当初から返還したかったはずだが、新藤会長は「ファンに結果を示すまでは返せなかったのではないか」と心情を察した。 シーズン終盤、打線の主軸として結果を残している今、密かにファンへの感謝の思いを旗に託したのかもしれない。 新藤会長:「カープで日本一」 新藤会長:これはワシが1発目に書いた。 新藤会長:(カープに復帰して)結果を本人も出しとるし。当初はブーイングがあってもおかしゅうなかった。本人もそれだけの覚悟で帰ってきとる。それですぐ結果を出してくれとる。 新藤会長:赤ヘルファンの心を一つにして、やっぱり最終的には日本一じゃけ。31年ぶりにやらにゃいけんでしょう。 ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第2部」(17日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
新井貴浩選手のコメント |
残留旗について 新井:実家で ずっと預かっていました。まさかお返しできるとは思っていませんでしたね。 ── 広島ホームテレビ「HOME Jステーション第2部」(28日放送)より「安芸の者がゆく」が文字起こし及び意訳・一部抜粋 |
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